このところスカッとするような晴れの天気はなかなか続かないものの、春の訪れは日々感じる。川沿いに植えられている桜並木の蕾が色づき始めていて、次に雨があれば一気に開花となりそう。
久しぶりに庭に出て花壇の整備作業をやったのだが、11月に植えたチューリップは大部分が順調に育っていて、これも来週には咲き始めそう。一部カラスがいたずらで食いちぎってしまって芽がなくなっているのだが、食べられると思ったのだろうか? 無意味なことをやってくれてこちらは迷惑だ。
さて、表題の件。
藤浪晋太郎の突如としてコントロールを失う姿を見ると、本当は左利きなのに右腕で投げているのではないか? と思うことはある。
プロ野球でも両手投げの投手がいたことはあるので、どちらででも投げられる、という器用な選手は結構いても不思議ではない。野球の場合、右手で投げないと1塁への送球が難しいので、両利きに近い人は右手で投球するようになるのは割と自然な流れだと思う。
誰が見ても飛びぬけた素質を持っているのは明らかな藤浪投手。こんなところで終わって欲しくないし、時間が掛かってもプロの投手としての頭角を示して欲しいものだと思う。
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■苦境の阪神・藤浪は環境変えるべき トレードでwin-winの球団は?
(AERA dot. - 03月25日 16:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5552704
藤浪晋太郎(阪神)が苦しんでいる。今シーズンはサイドスロー気味にフォームを改造するなど再起に向けた取り組みを行っているものの、今のところめぼしい成果は見られず、3月12日の対中日戦で4回4四死球と相変わらずの制球難を露呈してシーズン開幕を前に二軍降格となった。
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その惨状を受け、かつての輝きを取り戻すためには思い切ってトレードするべきだという声も多数聞かれる。そこで、今回はそんな藤浪を獲得するべき球団と、阪神がその交換要員として狙いたい選手について考えてみたいと思う。
プロ入りから数年間の活躍を見ると、やはり藤浪の役割は先発が妥当と言える。現時点で考えられるローテーションの顔ぶれを見た時に、先発が不足している球団はセ・リーグならヤクルト、中日、パ・リーグなら西武、オリックス、楽天あたりになるだろう。
ヤクルトは小川泰弘、ブキャナンに次ぐ候補である原樹理、星知弥の調子が上がらず、ベテランの石川雅規、寺原隼人などを入れてもまだまだ手薄な状況。中日は大野雄大に復活の兆しが見られるのはプラス要因だが、若手に故障が続出しており、まだまだ世代交代が進んでいない。西武は菊池雄星、オリックスは西勇輝と金子弌大の抜けた穴が大きく、楽天も若手の伸び悩みに加えてエースの則本昂大が右肘の手術で前半戦絶望の見込みだ。これらの球団であれば、多少主力を放出しても藤浪が獲得できるならと考えても不思議はないだろう。
では、逆に阪神の補強ポイントはどのあたりになるだろうか。真っ先に狙いたいのは長打が期待できる野手だ。昨年のチーム本塁打数85本はリーグワースト。1位が16本の糸井嘉男、2位が14本の福留孝介という大ベテランであり、新外国人も昨年のロサリオの例を見ると過度な期待はかけづらく、上位浮上のために長打力のある選手は必要不可欠だろう。
もう一つの補強ポイントはリリーフ投手。抑えのドリス、新外国人のジョンソンはいるものの、それ以外は桑原謙太朗、藤川球児、能見篤史とベテラン揃いで、これ以上の上積みは考えづらい。一人でも力のあるリリーフを補強しておきたいところだ。
以上のような事情を鑑みて、藤浪のトレード相手として妥当な選手を各球団から選出すると下記のような顔ぶれとなった。
ヤクルト:川端慎吾
中日:福田永将&木下雄介
西武:相内誠&中塚駿太&戸川大輔
オリックス:T-岡田
楽天:西宮悠介&耀飛
ヤクルトは投手陣全体が苦しいことを考えると、リリーフ投手は出せない。そこで考えたのが川端だ。阪神の補強ポイントという長打力という点では物足りないが、2015年に首位打者と最多安打のタイトルを獲得しているように実績は申し分ない。それ以降は腰痛に苦しんでいるが、昨年は復活の兆しを見せており、打撃技術に大きな衰えは見られない。負担の少ないファーストで起用すれば、打率3割も期待できるだろう。ヤクルトは期待の若手である村上宗隆を抜擢したいというチーム事情を考えても、川端の放出はプラスに働くとも考えられる。
中日の福田は阪神の不足している大砲候補にマッチする選手。根尾昂の加入で今後内野手のコンバートが積極的に行われる可能性が高く、高橋周平とサードで重なることを考えると、中日が放出することも十分に考えられる。今年で31歳だが、レギュラー獲得まで時間がかかっただけに、まだ十分に余力を感じる。ファーストのレギュラー候補として十分に戦力となるだろう。木下は昨年育成契約から支配下登録された右腕。実績はないものの150キロを超えるストレートは威力十分で、リリーフとしての適性は高い。
西武はなかなか適当な人材が見当たらなかったため、伸び悩んでいる投手二人と若手の大砲候補の三人とした。相内、中塚も素材の良さは申し分ないだけに藤浪と同様に環境を変えることがプラスに働く可能性がある。戸川は阪神にいないタイプの大型若手選手だけに面白いのではないだろうか。
楽天の西宮はルーキーイヤーの2014年に46試合に登板した実績を持つリリーフ左腕。その後は目立った成績を残していないが、球威のあるサウスポーは阪神にも不足しており、補強ポイントにマッチしている。耀飛は今年2年目の右の強打者。昨年は二軍でも1本塁打とプロの壁に苦しんだが、たくましい体格からのパワフルなスイングは迫力十分。23歳とまだ若さがあるのも魅力だ。
そして、最も両チームにとって魅力的な選択がオリックスのT-岡田だ。2010年に33本塁打でホームラン王に輝き、通算169本塁打を誇るが、なかなか成績が安定しないままプロ14年目を迎えている。今シーズンのオープン戦でも完全なレギュラーという立場ではなく、同じ左のスラッガーである吉田正尚の成長もあって、チーム内での存在感は年々薄くなっている。しかし、長打力は間違いなくプロでも一級品であり、1年間中軸として固定して起用すればシーズン30本塁打を期待できるだけの力はまだまだあるだろう。藤浪も若手の多いオリックス投手陣の中で生き返る可能性も高いように見える。
藤浪の年齢と実績を考えると、今シーズン実際にトレードが行われる可能性は決して高いものではないだろう。しかし、現時点の藤浪と阪神のチーム事情を考えると、トレードも決して悪い策のようには考えられない。近年、大型トレードが減っており、旬を逃したまま引退、戦力外となる選手が少なくないことを考えると、もっと積極的にトレードを仕掛けるチームがあった方が良いのではないだろうか。果たして阪神のフロントがどう動くか。その英断に期待したい。(文・西尾典文)
●プロフィール
西尾典文
1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。
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