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2018年01月06日13:44

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極寒の平昌オリンピック^^;

零下14度、宿泊費は通常の3〜10倍!! 極寒の平昌オリンピック開催地をルポする
文春オンライン / 2018年1月5日 17時0分

 車を降りた瞬間、体が氷結した。

 その日は雲一つない快晴だったが、気温は零下14度! ところどころに残っていた雪が、強風で粉雪となってクルクルと舞っていた。

 2018年、韓国で最大のトピックは、なんといっても来月9日から始まる平昌(ピョンチャン)オリンピックだ。

「盛り上がらない」と言われ続けながら2018年に突入したが、年明けから、「2018年は平昌オリンピックの年」と五輪関連の報道が格段に増えている。

 昨年暮れに訪ねた大関嶺面(テグァンリョンミョン)は、開・閉幕式が行われるメインスタジアムがあり、スキージャンプなどの会場となる平昌オリンピックの中心地。期間中、オリンピック組織委員会をはじめ、プレスセンターなどが設置される。そんな、開催が直前に迫った現地をルポする。

来賓や観客はこの寒さに耐えられるのか
 レンタルスキーショップに急いで滑り込むと、現れた店主はTシャツ1枚という出で立ちだった。えーっ、と仰天しつつも、店内を見回すと、スキー板やボード、ダウンジャケットなどのスキー用品が整然と並んでいた。さっそくオリンピックについて尋ねてみた。

「うーん、国内のスキー客はオリンピックで減るから、商売柄、得するよりも損するほうだけど、地元で世界のイベントが開催されるんだから、それはうれしいよ。そろそろ人も集まってきているしさ。ああ、いよいよオリンピックが近いんだなあって実感が湧いてきています」

 少しぶっきらぼうな口調だったが、オリンピックを前に高揚している様子がじんわりと伝わってきた。

 それにしても、店内に入っても体から寒さが消えない。ともかく寒い。いや、冷たい……。

 昨年11月にメインスタジアムで行われた「開幕100日前」のイベントでは低体温症で倒れる人が出た。そのため、11月よりも気温が下がる2月の寒さに、しかも夜8時からの開幕式に来賓や観客は耐えられるのかと韓国でも憂慮する声が上がっている。

 そんな話を振ってみると、

「防寒のための毛布も配るって言っているし、いろいろ対策を練っているそうだから大丈夫でしょう」

 と店主は苦笑する。

 そんなTシャツ姿の店主とは対照的に、オリンピックをにらんで韓国南部の麗水(ヨス)からアルバイトに来ていた学生は、店内でもダウンジャケットを着込んだ完全防寒装備だった。店主にいくらなんでもそんな格好で寒くないのかと訊くと、アルバイトの大学生をちらりと見ながら、「寒さは慣れですから」ときっぱり言われた。

 大関嶺面の人口はおよそ6000人。寒冷地野菜やスケトウダラの干物が特産品として有名で、羊牧場、スキー場などの観光産業がメインの、1時間もあれば車で全体を回れるほどの、韓国東北部の小さな町だ。

 ソウルからは東に約200�厠イ譴討い董⊆屬任�2時間半ほど。昔は、この大関嶺を越えずに死ねないとまで言われた韓国を東部と西部に分ける要所だった。平昌オリンピックのために2016年11月に開通した第2嶺東高速道路から平昌に続くメインの嶺東高速道路は快適だが、トンネルが多く、昨年末はそのトンネル内の最終点検が行われていた。

 また、オリンピックと合わせて昨年12月22日には、韓国の新幹線KTXもフィギュアスケートやアイスホッケーなどの競技が行われる江陵(カンヌン)市まで開通した。期間中限定で仁川と最短2時間37分、ソウルとは2時間弱で結ばれ、大関嶺面には途中の珍富(ジンブ)駅からタクシーで20分ほどかかる。

携帯のバッテリーは寒さであっという間に減る
 昨秋に訪ねた時は、街全体に工事現場のような砂埃が舞っていたが、今では道路も整ってきた。各店舗の看板も掛け替えられて、こぢんまりとした落ち着いた雰囲気になっていた。

 メインスタジアム近くにあった小さな記念品店に入ると、チマチョゴリ風のエプロンやオリンピックマスコットのキーホルダーなどが所狭しと並んでいた。そろそろ客足も増えていて、国内のスキーヤーやオリンピックの下見に来ている欧米人などが多いという。

 店番をしていたのは地元出身の大学生で、せっかくだからオリンピックに関わりたいと帰省した。

「やっぱり地元でオリンピックが開かれるからには参加したいですよね。ただただ無事に終わってほしい」

 そう語る彼女に寒さ対策をどうしているのか訊くと、「地元住民は寒さに慣れているから」と言いながらも、冬の気温が下がる日はロングダウンジャケット(膝下まであるダウンジャケット)と耳まで隠れる帽子(この上にさらにダウンジャケットのフードをかぶる)、手袋はもちろん必須で、冷えやすい足下には靴下を2枚重ねし、顔も冷気に触れないようフェイスマスクで覆うそうだ。

 そして、忘れてはならないのが携帯のスペアバッテリーや充電機器で、「外で電話しようものなら、寒さであっという間にバッテリーが減ります」と教えてくれた。

 そう、開催を前に今、平昌オリンピックで一番怖れられているのがこの寒さだ。

 平昌オリンピック開催中の平均気温はマイナス4.8度で、最低気温は平均でマイナス9.8度になると予想されている(韓国気象庁)。数字だけを見ると、それほどの寒さではないと思えるかもしれないが、強敵は肌を切るような風だ。当地の名産物・スケトウダラの干物はこの強風を生かして作られているほどで、風によって体感温度はぐぐっと下がる。

 風速1メートル/秒で体感温度は1度下がるとも言われるが、大会期間中の平均風速は4.6メートル/秒。例えば気温がマイナス5度でも、風によって体感温度はマイナス10度、気温がマイナス15度だとマイナス20度にも感じられることになる。このためオリンピック組織委員会では、開幕式の観覧客全員に毛布、使い捨てカイロなどの防寒5点セットを配る予定で、メインスタジアムの周りには追加の野外用暖炉や防風幕を急ピッチで設置しているという。

宿泊費の暴騰を批判する報道も
 街には新しく建てられたビルも目立った。そのほとんどがオリンピック期間中の滞在客を当て込んだマンションや宿泊施設で、宿泊費が通常の3〜10倍にも跳ね上がっていると批判する報道が出ていた。

 そんな話を町内の古ぼけたモーテルで訊いてみた。玄関前には客用のフェイスタオルだろうか、きれいに並べて干してあったが、寒さで凍ってごわごわと風に揺れていた。

「新聞とかで宿泊費が暴騰しているなんて書かれたけど、うちは1泊15万ウォン(約1万5000円)。適正価格ですよ。普段より2〜3倍くらいに引き上げたところもあるみたいだけどね。でも、北京オリンピックでは10倍、ロンドンオリンピックでも3倍に値上げしたっていうから、オリンピック景気でしかたないでしょ。

 うちも古いけど、2月の予約が埋まってホッとしている。いよいよオリンピックなんだから、もっともっと国全体で盛り上げてほしい」

 外国からの観光客を迎えるために、平昌郡庁では「グッドマナー運動」を提唱しており、イベントも行われたという。

金正恩が「新年の辞」で明かしたサプライズ
 地元がじわじわと盛り上がりを見せる中、年が明けた1月1日、北朝鮮の金正恩第一書記は「新年の辞」で、「(平昌オリンピックが)成功裏に開催されることを心から願う」とした上で、「北朝鮮から代表団の派遣を含めて必要な措置をとる用意がある」とサプライズ発言。

 米国へは、「核のボタンは私の事務所の机上にある」と引き続き強硬な発言に終始し、金正恩第一書記の意図を巡って各国は米韓引き離しにかかっているなど騒然となった。しかし、4日にはトランプ米大統領が文在寅大統領との電話会談で、平昌オリンピックに代表団と家族を送ると話し、北朝鮮が実験を行わない限りオリンピック期間中は米韓軍事演習の実施も見送ることで合意した。

 開幕までひと月あまり。

 平昌オリンピックは、どんな大会として歴史に記されることになるのだろうか。

(菅野 朋子)
https://news.infoseek.co.jp/article/bunshun_5752/
冬季オリンピックだから寒いのは当たり前というなかれ。
ソチオリンピックの時は0度前後です。

風の強い中、体感温度が氷点下10度以下の野外に長時間晒されたら低体温症で病院に担ぎ込まれる選手や観客が少なからず出て来ます。

トランプも朝鮮半島の南北会談を尊重するみたいですが、雪と寒さで大会が中断されないことを祈りますw

ソチ五輪いよいよ開幕 開会式の天気は 2014年2月7日 11時28分
http://www.tenki.jp/forecaster/diary/yosh_ika/2014/02/07/7371.html
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