アメリカでは絶大の人気を誇りますが、なぜか知り合いの日本人のオペラファンには人気の無い、指揮者James Levineの「黒い噂」については、僕も初めて聞いたのはそれこそ25年くらい前ですが、あくまでも「噂」であって、証拠があるわけでも、事件になったわけでもありませんでした。
Renata Scottoが彼をかばってうその供述をして、彼のアリバイ作りを助けてくれたので、薹の立った彼女もMetで歌うことが出来た、とか、いかにも東スポの記事にでもなりそうなレベルの話です。
それでも業界では、おそらく誰でも知っている「公然の秘密」だったのでしょうか。
アメリカでは有名な映画プロデューサーのHarvey Weinsteinのセクハラ告発から、次々と有名なジャーナリスト、アンカーマン、政治家、役者、と芋づる式に告発が続いていますが、遂にMETの名誉音楽監督のJames Levineにたいして、METが正式の調査を行い、彼を「停職」処分にするという発表がありました。
今の総監督のGelbは勿論、前任者のVolpeだって、当然この話は初耳の訳はないですし、彼と縁の深かったオペラ歌手で現在も生きている人達(それこそRenata Scotto、Placido Domingoなど)の道義的責任まで追及されるかも、という感じで、アメリカのクラシック音楽界にもついに大スキャンダルの嵐が来そうです。
Levineも先日指揮したVerdiのレクイエムが恐らく、METとの最後の仕事になりそうです。
https://www.nytimes.com/2017/12/03/arts/music/james-levine-met-opera.html
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