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2017年11月29日11:28

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レイチェル・ワイズ「真実を伝えなくちゃ」ホロコーストは真実か虚構か…『否定と肯定』予告
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=25&from=diary&id=4808056

(インタビュー)フェイクとどう闘うか 歴史学者、デボラ・E・リップシュタットさん
 「ポスト真実」の時代と言われる。事実より信条や感情へ訴えるウソの方が世論形成に大きく影響するといわれる状況に、どう立ち向かえばいいのか。ホロコースト(ユダヤ人虐殺)否定者と法廷で闘った回顧録を映画化した「否定と肯定」の日本公開を機会に来日した、米国の歴史学者、デボラ・E・リップシュタットさんに聞いた。

 ――ユダヤ人虐殺はなかったと主張するホロコースト否定者たちをどう認識していましたか。
 「彼らの主張は地球が平らだと言っているのと同じです。最初は、真剣に向き合うべきものとは思えませんでした。ところが、しばらくして世の中を見ると、『否定者の言うことに一理があるかも』と言う人たちが出てきました。否定者がどんな戦略で、ふつうの人たちの意識を引き込んでいるのかに興味をもちました」
 「1993年に『ホロコーストの真実 大量虐殺否定者たちの嘘(うそ)ともくろみ』を出版しました。否定者たちに『あなた方は間違っている』と言うためではなく、彼らに説得されてしまうかもしれない人たちに否定者たちのやり口を知ってもらうために書きました。ホロコーストに限らず、歴史的な出来事は体験者から直接話を聞けなくなると、遠い過去の昔話になり、否定や作り替えの入り込む隙間が大きくなります」
 「彼らは証拠をねじまげ、記録や発言を文脈からはずして部分的に抜き出し、自分の主張と矛盾する証拠の山は切り捨てます。彼らは『羊の皮をかぶったオオカミ』です。見た目はいかにも立派な学者さながらに振る舞い、研究所を作り、機関誌も出しています。『私たちは修正主義者だ。我々の目的は誤った歴史認識を修正することだ』と言う。が、よく調べると、ヒトラーや反ユダヤ主義、人種差別を称賛する人たちでした。彼らのもくろみは、『見解』を装って事実をゆがめることです」
 ――著書で批判したホロコースト否定者の一人、英国の歴史著述家デイビッド・アービング氏に96年に名誉毀損(きそん)で訴えられました。
 「『相手にするな』と学者仲間からは言われましたが、英国の法律では被告である私に立証責任があります。もし闘わなければ、私は負け、彼は『名誉毀損が成立した。私は否定者ではない。私の説が正しい』と言うでしょう。これを黙認したら、ホロコースト生存者やその子孫に顔向けできません。歴史学者として失格です」
 「裁判費用は200万ドル(約2億3千万円)かかりました。弁護団に恵まれ、多くの人が支援してくれましたが、600万人が虐殺されたホロコーストの実在をめぐる、あまりにも重大なことを争うもので、怖くて眠れませんでした。訴えられて約3年かけて準備、法廷は2000年1月11日から32日間開かれ、4月に全面勝訴の判決が出ました。判決はアービング氏がウソつきで人種差別主義者で、反ユダヤ主義者であることを認めました。偏向した歴史観をもち、意図的にウソを述べ、真実をゆがめた、と」
 「裁判にあたり、私たちは、彼が書いた著作の脚注をたどり、出典を精査しました。すると、彼はわざと間違って引用したり、半分だけ引用したり、事件の発生の順番を入れ替えたり、ドイツ語の原文をあえて間違った英語に訳したりして、結論を彼らの都合のよい方向にもっていっていました。出典の情報を少しずつ変えていく彼の戦術は、とても巧妙で、ふつうの人は信じてしまいます」
    ■     ■
 ――映画の原作になった回顧録は10年以上前に書かれましたが、現代に通じるものがあります。
 「これほど現代性をもつとは想像していませんでした。SNSは多くの恩恵を与えてくれましたが、客観的な事実とウソの違いがわからなくなり、それらを同列にしてしまいました。SNSはナイフのような存在です。外科医の手にあるナイフは人の命を救います。ですが、殺人者の手にあるナイフは命を奪います。どうやって利用するか、人類は学ばなくてはなりません」
 「米国では実際に起きている地球温暖化を全く認めようとしない人たちがいます。歴史的な事実でいえば、ホロコースト否定だけでなく、オスマン帝国でのアルメニア人虐殺事件も否定者がいます。トルコの人たちにとっては、虐殺したことなんて認めたくありません。『不都合な歴史』ですから。そんなことは起こらなかったという方が都合がいい。日本の慰安婦問題や南京大虐殺はなかったという論も同じではないでしょうか」
    ■     ■
 ――当たり前だった歴史を揺るがそうとする動きがある中、私たちは歴史にどんな目を向ければいいのでしょうか。
 「米国の作家フォークナーがこんな言葉を残しています。『過去は死なない。過ぎ去りもしない』。歴史は古い事実だけではありません。起きたのは過去かもしれませんが、現代性のあるものです。もし、私たちの歴史のなかで悪いことがあれば、重要なのはそれを認識することです。同じぐらい大切なのは、そのことについてウソをつかないこと。歴史のひとつの側面を好き勝手に操ってしまえば、ほかの側面も操られます」
 「ヒトラーの風評を変えようとしたアービング氏ら否定者は歴史に関心を寄せたいのではなく、現在を変えたいのです。彼らがやろうとしているのは、歴史を改めて違う形にすることで、いまと未来を変えようとしているのです」
 「いま、歴史家はとても重要な責任を負っています。未来のことは予言できませんが、危険信号に注意を引きつける役割を果たすべきです。私自身は将来を照らす灯台のような存在でありたいです。たとえば、トランプ大統領は批判的なことを伝える報道に対して『フェイクニュース』『ライイング(ウソをつく)』と言います。『ライイングプレス』というのは、ヒトラーが使った言葉です。私は大統領がヒトラーと同じだと言っているのではありません。でも、同じ言葉を使っていることは指摘したい。それを示すのも歴史家の役割だと思います」
 ――ホロコースト否定者の発言を法的に規制するべきだとの意見もあります。
 「その意見には反対です。私は言論の自由を信じています。自由によって扇動することは間違っていますし、街角で黒人を殴ることは許されません。ですが、言論の自由はとても大切です。何を言っていいか、いけないかを政治家が決めるのは絶対に違います」
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 ――いまは声の大きな人の言葉が真実のように扱われる時代です。私たちはどう向き合っていけばいいのでしょうか。
 「とても難しい。特に、政府のリーダーが真実をねじ曲げることに関与していると、本当に難しいです。いまの米国がそうです。先日も大統領の側近が、アフリカ系米国人の女性議員がある除幕式でとんでもないスピーチをしたと攻撃しました。それに対して、新聞が除幕式の様子が録画されたビデオを見つけ、実際はそんなスピーチはなかったことを伝えました。報道がなければ、みな側近の言うことを信じたでしょう。私たちにはファクトチェック(事実を確認)してくれる存在が必要です。独立し、事実を追求し、精査できる活力ある報道が必要なんです」
 「いまは非常に多くの政治的なリーダーがでっち上げをして、まるで真実のように言い募る時代です。我々は、国の中で一番偉い人にでも、世界一偉い人にでも『証拠を示せ』『事実を示せ』と言い続けることが大切です。私たちにできることは、根拠を要求すること。いまは善き人ほど沈黙してはいけない時代だと思います」
 「私たちは、何でも議論の余地があると習いました。しかし、それは間違いです。世の中には紛れもない事実があります。地球は平らではありませんし、プレスリーも生きていないのです。ウソと事実を同列に扱ってはいけません。報道機関も、なんでも両論併記をすればいいということではありません」
 ――私たちは具体的にどうすればいいのでしょうか。
 「一人一人が、注意深くならなくてはいけません。SNSで何かを共有する前に、『これは事実?』と考え、信頼できる情報源が言っていることか精査することが大切です。私自身、フェイスブックで好ましく思っていない右翼政治家がとんでもない人種差別発言をしているという投稿を目にしたとき、ツイートしそうになったことがあります。ですが、ちょっと待てよ、と考え、事実ならばほかのメディアも記事にするだろうと考えて、ネットで調べました。誰も知らない媒体がひとつだけ発信していた情報でした。私は疑念を感じ、ツイートしませんでした」
 「疑念をもって出典を精査することが重要です。私たちはカメラや車を買うときと同じように、すべての情報に対しても健康的な疑念をもった消費者になるべきだと思います。いまは真実と事実が攻撃されています。私たちに迫ってきた困難は重大です。いま行動しなくては手遅れになります」(聞き手 編集委員・大久保真紀)
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 Deborah E. Lipstadt 1947年生まれ。米エモリー大学教授。現代ユダヤ史とホロコーストについて教える。著書に「ホロコーストの真実」。
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上記は、昨日の朝日新聞に計させれていた、「(インタビュー)フェイクとどう闘うか 歴史学者、デボラ・E・リップシュタットさん」というインタビュー記事の全文である。

このリップシュタットさんの発言のなかでわたしが最も注目したのは、次のような発言である。

�燹 宗重�たり前だった歴史を揺るがそうとする動きがある中、私たちは歴史にどんな目を向ければいいのでしょうか。
 「米国の作家フォークナーがこんな言葉を残しています。『過去は死なない。過ぎ去りもしない』。歴史は古い事実だけではありません。起きたのは過去かもしれませんが、現代性のあるものです。もし、私たちの歴史のなかで悪いことがあれば、重要なのはそれを認識することです。同じぐらい大切なのは、そのことについてウソをつかないこと。歴史のひとつの側面を好き勝手に操ってしまえば、ほかの側面も操られます」/ 「ヒトラーの風評を変えようとしたアービング氏ら否定者は歴史に関心を寄せたいのではなく、現在を変えたいのです。彼らがやろうとしているのは、歴史を改めて違う形にすることで、いまと未来を変えようとしているのです」/ 「いま、歴史家はとても重要な責任を負っています。未来のことは予言できませんが、危険信号に注意を引きつける役割を果たすべきです。私自身は将来を照らす灯台のような存在でありたいです。たとえば、トランプ大統領は批判的なことを伝える報道に対して『フェイクニュース』『ライイング(ウソをつく)』と言います。『ライイングプレス』というのは、ヒトラーが使った言葉です。私は大統領がヒトラーと同じだと言っているのではありません。でも、同じ言葉を使っていることは指摘したい。それを示すのも歴史家の役割だと思います」��

このなかでリップシュタットさんの発言のなかで�猯鮖砲聾鼎せ�実だけではありません。起きたのは過去かもしれませんが、現代性のあるものです�瓩噺譴辰討い襪里�、�猯鮖砲�持つ現代性�瓩箸楼貘硫燭任△蹐Δ�。リップシュタットさんは�猗爐蕕�やろうとしているのは、歴史を改めて違う形にすることで、いまと未来を変えようとしているのです�瓩箸盡譴辰討い襦�そこから推察すると、�猯鮖砲�持つ現代性�瓩箸蓮⇔鮖砲箸話韻鵬甬遒傍�こった出来事ではなく、その出来事を改変してしまうことが�爐い泙量ね茲鯤僂┐討靴泙Ν瓩箸いΔ海箸砲發弔覆�っている。だからこそ、歴史は常に�犖渋綫��瓩鮖�つのだとリップシュタットさんは語っているように、わたしは考えるのである。

リップシュタットさんは、「米国では実際に起きている地球温暖化を全く認めようとしない人たちがいます。歴史的な事実でいえば、ホロコースト否定だけでなく、オスマン帝国でのアルメニア人虐殺事件も否定者がいます。トルコの人たちにとっては、虐殺したことなんて認めたくありません。『不都合な歴史』ですから。そんなことは起こらなかったという方が都合がいい。日本の慰安婦問題や南京大虐殺はなかったという論も同じではないでしょうか」とも語っているように、�狷邉�大虐殺事件はなかった�甅狃招外岼舵慇�度は性奴隷制度ではなかった、そもそも従軍慰安婦など存在しなかった�瓩箸いΝ爛侫Дぅ�・ニュース�瓩�日本社会ではとても大きな声となっている。

「吉田(清治)氏が初めて朝日の紙面に登場したのは1983年、大阪で行った講演が記事になった。当時はさほどの話題にもならず、1990年代になって日朝の国交正常化が外交課題になり注目されるようになった。朝日新聞だけではなく、多くのメディアが吉田証言を取り上げるようになった。
 産経新聞は1993年、大阪本社の夕刊で「人権考」という連載を行い9月1日に吉田氏を「済州島で約千人以上の女性を従軍慰安婦に連行したことを明らかにした証言者」として大きく取り上げた。見出しは「「加害 終わらぬ謝罪行脚」。慰安婦だった金学順さんに詫びている写真を併せて掲載。この連載は第一回坂田記念ジャーナリズム大賞を受賞し、1994年には書籍化された。
 現代史家の秦郁彦氏が吉田証言を疑問視する記事を産経新聞が載せたのは1992年4月。それから一年以上も経った「人権考」の記事には「信ぴょう性に疑問をとなえる声があがり始めた」としながらも「被害証言がなくとも、それで強制連行がなかったともいえない。吉田さんが、証言者やとしてかぎを握っていることは確かだ」と書いている。
 読売新聞は1992年8月15日夕刊で吉田氏を紹介した。「病院の洗濯や炊事など雑役婦の仕事でいい給料になる、と言って、百人の朝鮮人女性を海南島に連行したことなどを話した」と集会の発言を紹介した。
 一番先に書いたのは朝日。たくさん取り上げたも朝日。だから皆はそう信じた。国際社会にも影響を与えた。反日メディアだ。廃刊にしろ―自分の不始末を棚に上げて、他者の誤りだけをここぞとばかり言い募る。思い切り叩き、さらし者にする。いつから日本のメディアは節度を失ってしまったのか。」

上記は、岩波書店刊行雑誌『世界2014年11月号 特集ヘイトスピーチを許さない社会へ』に掲載された神田太郎氏の「メディア批評」の一説である。

神田太郎氏によれば、朝日新聞だけが慰安婦問題に関する吉田清治発言を取り上げたわけではない。1990年代になると産経新聞も読売新聞も吉田清治証言を取り上げている。1990年代になって日朝間の国交正常化が外交課題になって初めて、産経新聞も読売新聞も吉田証言を取り上げるようになった。産経新聞に至っては、現代史家の秦郁彦の疑問の声に反論するかのような態度をとっている。しかし産経新聞も読売新聞もこのような自分たちの�牴甬遶瓩魄貔攜椶澆茲Δ箸呂靴討い覆ぁ��爐△竜�事はもう過去のこと�瓩噺世錣鵑个�りにである。

そして朝日日新聞をバッシングすることが今の日本社会では、「愛国者の証明」であるかのように考えられている。しかし朝日新聞だけが吉田清治説を取り上げていたわけではない。今朝日新聞をバッシングしている産経新聞も読売新聞も朝日新聞に負けないぐらい取り上げていたではないか。わたしは、 リップシュタットさんの発言と神田太郎さんの一説が妙に重なってくるように思えるのである。

�燹 宗愁曠蹈魁璽好犯歡蠎圓糧�言を法的に規制するべきだとの意見もあります。
 「その意見には反対です。私は言論の自由を信じています。自由によって扇動することは間違っていますし、街角で黒人を殴ることは許されません。ですが、言論の自由はとても大切です。何を言っていいか、いけないかを政治家が決めるのは絶対に違います」��

わたしはこの リップシュタットさんの言葉に感銘を受けた。ホロコースト否定論者に裁判を起こされ、多額の費用と時間、労力を奪われながらも、それでもなお�犖析世亮�由の大切さ�瓩鮓譴辰討い襯螢奪廛轡絅織奪箸気鵑慮斥佞某楔磴抜尭阿魍个┐燭里任△襦��牴燭鮓世辰討いい�、いけないかを政治家が決めるのは絶対に違います�瓩函�

�燹 宗住笋燭舛篭饌療�にどうすればいいのでしょうか。
 「一人一人が、注意深くならなくてはいけません。SNSで何かを共有する前に、『これは事実?』と考え、信頼できる情報源が言っていることか精査することが大切です。私自身、フェイスブックで好ましく思っていない右翼政治家がとんでもない人種差別発言をしているという投稿を目にしたとき、ツイートしそうになったことがあります。ですが、ちょっと待てよ、と考え、事実ならばほかのメディアも記事にするだろうと考えて、ネットで調べました。誰も知らない媒体がひとつだけ発信していた情報でした。私は疑念を感じ、ツイートしませんでした」/ 「疑念をもって出典を精査することが重要です。私たちはカメラや車を買うときと同じように、すべての情報に対しても健康的な疑念をもった消費者になるべきだと思います。いまは真実と事実が攻撃されています。私たちに迫ってきた困難は重大です。いま行動しなくては手遅れになります」��

わたしは、南京大虐殺事件にしろ、従軍慰安婦問題にしろ、沖縄問題にしろ、日本の近現代史にせよ、あえて政権の言動に反対する側に立つ出版社、例えば、岩波書店や高文研等の書籍を読むようにしている。そのうえで自分の考えをまとめるようにしている。

慰安婦問題は過去の出来事でわたしたちには関係ない事柄だという書き込みをされた経験がある。しかしわたしにとってアジア太平洋十五年戦争は決して過去の出来事ではない。わたしの恩師たちが深く関わり、戦後「戦争責任」を問われた出来事でもある。では、恩師たちに問われた「戦争責任」とは何だったのかということを問い続けることが�牾慍犬鮗�けた�當鏤劼箸靴討里錣燭靴了般燭世塙佑┐討い襦�そのアジア太平洋十五年戦争で起こったのが南京大虐殺事件であり、従軍慰安婦なのである。わたしには全く無関係な出来事ではないのである。

リップシュタットさんの�猯鮖砲�持つ現代性�瓩箸いΔ海箸�わたしにはとても重要であるように考えているのである。

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