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2025年12月05日23:47

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水島臨海鉄道のキハを狙ってホームで待っていると……

先月の旅行のご報告、倉敷の美観地区を散策して倉敷駅に戻ってきた所まで書きましたが、
今回はもうひとつのメインである「鉄活動らしい鉄活動」の件について書きたいと思います。

JR倉敷駅まで戻ってきましたが、岡山へ戻るわけではありません。
倉敷駅舎に突き当たって左へ向かいます。

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左へ入ると、今回のもうひとつの目的地、水島臨海鉄道倉敷市駅が見えてきました。
駐車場みたいなビルの1階が駅になっています。
早速中へ入ります。

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水島臨海鉄道は、旅客営業をしている区間はここから三菱自工前駅まで。
その他に貨物列車だけが走る区間がある他、三菱自工前駅まで行く列車はそう多くなく、ひとつ手前の水島駅までの列車が結構あります。
これから乗る14:52発の列車は三菱自工前駅まで入ります。
なので、窓口で三菱自工前駅までの往復乗車券を買おうとしたところ、往復はなくて1日乗車券ならあるとのことでした。
ちょっと考えましたが、1日乗車券のもとが微妙に取れないので、隣の券売機で片道乗車券を購入しました。

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ホームには、水島臨海鉄道の主力車両・MRT300型の単行が発車を待っていました。
1990年代に第三セクター鉄道向けに多く製造された、旧新潟鉄工製軽快気動車の長尺版といったところです。
一応セミクロスシートでボックス席があるのは意外でした。
これで終点まで向かいます。

山陽本線から分かれて南下し、列車は住宅地の中を南へと下ります。
意外と高架化が進んでいて、踏切はあまりありません。
住宅地の中を進んでいるうちに、遠くに水島の工業地帯が見えてきました。
元々はこの工業地帯で発生する貨物輸送のために敷かれた鉄道ですが、沿線の宅地化が進むにつれ旅客輸送の比重が高まりました。
現在、水島駅までは1時間に2本見当の列車が運行されています。
その水島駅では、他1人を残してみんな降りてしまいました。
ここで運転士さんが乗車券を回収しに回ってきました。

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水島駅を過ぎると、貨物線と別れ高架を下っていきます。
そしてしばらく走れば、終点の三菱自工前駅。
三菱自動車の工場があるので付けられた名前です。

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列車を降りると、そのまま列車はその先へと走り去って行きました。
この先に貨物ターミナルや車両基地があるようです。
ホームには跳ね上げ式のベンチと屋根があるだけで、何とも素っ気ない駅です。

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運賃表と時刻表です。
所々列車の間隔が大きく開く時間帯がありますね。
首都圏のJR鶴見線(特に大川や海芝浦)ほど極端ではありませんが、周囲に人家はなく、重工業系の大きな工場ばかりが並んでいます。

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駅名標です。
旅客輸送はここまでですが、路線としては終点はもっと先です。

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駅前の広い道路を渡って、駅の全景を撮影しようと試みました。
本当に素っ気ない駅です。
道路を時折大型トラックやトレーラーが通りますが、普通の車はあまり見掛けません。
人通りはないです。

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今回は目的があって15:52発の列車で戻ることにしましたが、その前に15:34発の列車があります。
夕刻のラッシュ輸送に対応してでしょう、2両編成で出ていきました。
2人くらい乗ったようです。

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駅の発車標(こういうのはちゃんと装備されているんですね)に15:52発の列車が表示されました。
駅には南アジア系と思われるキャリーバックを引いた外国人がひとり待つだけ。
朝夕の通勤時間以外は、出張者かマニアがたまに利用するだけなのでしょう。

実は次の列車、MRT300型ではなく、JR東日本が千葉県の久留里線で運用していたキハ30・37・38型をラッシュ用に購入したものが充当される旨、公式サイトの時刻表に記載されています。
折角だから、もとJRのキハダイヤを狙って乗ることにしました。

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遠くの貨物駅方向を見ると、ライトを点けて発車準備をしている列車が確認できましたが、
キハにしては違和感があるような気がしました。

しばらくして、その列車がこっちへ向かってやって来るのが見えました。
そのままホームで構えて待っていると、現れたのは……

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えっ、キハじゃないの???あせあせ(飛び散る汗)
やって来たのはMRT300型の2両編成でした。

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列車に乗り込むとすぐ動き出して、程なく車掌さんが回ってきました。
車掌さんに行き先を聞かれたので、倉敷市までと答えると、車掌カバンから金額式のきっぷの束を取り出してこの券を出されたので、購入しました。
ついでに車掌さんにキハの件について聞いてみたら、残念なことに最近車両の調子が悪いみたいで、あまり動いていないとのことでした。
JR発足直前の古い車両ですし、MRT300型と比べ扱いづらい面もありそうです。
1999年、まだ山口県の小野田線で旧型国電のクモハ42型が現役だった頃、それ狙いで雀田駅に降り立ったら、待っていたのが検査代走のクモハ123でがっかりしたのを思い出しました。

水島駅から乗客が徐々に増え始め、高校生がまとまって乗ってくる駅もありました。
そして、途中の駅では貨物列車とも行き違い。
すれ違いができる駅の線路は結構長いので、貨物輸送は大事な稼ぎ頭なのでしょう。
水島臨海鉄道の公式サイトを見ると、遠くは新潟まで行く列車もあるようです。

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列車は倉敷市駅に到着。
この時点で40〜50人は乗っていたのではないかと思いますが、折り返し水島行きを待ち構えていたのは高校生など多数でした。
夕方のラッシュに備えて2両編成を出した意味が分かる状況でした。

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ホームにはこんな張り紙が。
そういえばMRT300型が入る以前は、JR四国から更新工事を受けたキハ20を買って走らせていたんでしたっけ。
まあ返す返すキハに乗れなかったのは残念ではありますが、ご機嫌斜めとあれば仕方ないことです。

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倉敷市駅の待合室でひと休みしてから、JR倉敷駅の改札に着いたのは16:35頃。
そうしたら、伯備線清音〜倉敷間の踏切で安全確認をした関係でダイヤが乱れており、乗車予定列車の1本前に出る伯備線からの岡山行きが遅れてまだ来ないことが分かりました。
ですが、その列車は2両編成のワンマンだそう。
この時間に2両編成のワンマンなんて、大混雑するに決まっています。
乗車予定の列車はすでにホームに入っているので、遅れてもいいので予定通りの列車に乗ることにしました。
ここからは、高松駅で買い直した帰路のきっぷを利用します。

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乗車予定の列車は、山陽本線福山始発の赤穂線備前片上行き。
もとは快速マリンライナーで走っていた、213系電車の3両編成です。
立ち客も出ていましたが、空席を見付けて座ることができました。

結局、件の伯備線からの列車の他、『やくも』もまだ来ていなかったのでそれも先に出してからの発車になりましたが、それでも倉敷駅は7分遅れでした。
ただ、この213系は2扉転換クロスシートなのですが、構造故にどうしても立ち客がドア付近に固まってしまいます。
駅に着く度に中まで詰めるよう呼びかけますが、ドア付近ばかりぎゅうぎゅうになって、
北長瀬駅では乗車を諦めた学生たちが多数見られました。
座ると快適ではありますが、こういう車両をラッシュ時に使う限界を感じます。
岡山駅到着は10分遅れ、新幹線や『南風』は次の列車で、という放送も流れてきました。

岡山駅ではすぐ出ずに、ちょっと夕方のラッシュを見つつ列車を撮ってから出ることにしました。
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今乗ってきた列車は、岡山駅でもだいぶ乗降に手間取っていた様子ですが、
後続の山陽本線からの姫路行きは、新型227系Uraraの5両編成。
こちらも転換クロスシートの車両ながら、3扉ということで乗車状況も余裕があり、
この列車を待っても良かったかな、と感じました。
JR四国8000系の特急しおかぜ、アンパンマン列車と並びました。

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2番線には岡山始発の山陽本線糸崎行きが。
3両編成とのことで様子を見たら、こちらも新型でした。
ホームで待つ、家路を急ぐ皆さんを飲み込みます。
こうしたラッシュの人や発着する列車の様子って、どこか旅情を感じて好きです。

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姫路行きの後を追ってきた播州赤穂行きは、なんと115系。
3両編成ながら余裕がありました。
213系→227系Urara→115系、これはもう何を選べば良いか分かりませんねあせあせ(飛び散る汗)

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というわけで、岡山駅では115系と227系Uraraの並びが実現しました。
間で待っている方々は、この後入ってくる鳥取行き特急『スーパーいなば』を待っているようです。

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しばらくして、『スーパーいなば』のキハ187系が2両で到着。
ディーゼルエンジンの音が構内に響く中、待っていた方々が飲み込まれていきます。
色々な所へ行く列車が旅先の駅で集い、家路を急ぐ方々やらこれから目的地を目指す方やらが交錯し、色々な方々の人生や思いを詰め込んで各方面に列車が散っていく、こういう所って旅情を感じませんかね。
兵庫県の上郡駅から智頭急行線に入る鳥取行き『スーパーいなば』は、播州赤穂行きより先に出ていきました。

このあたりで引き上げることにし、今夜の宿へ向かいます。
改札を出たらヤマト運輸の窓口へ行って荷物を回収し、駅前へ。
バス乗り場にも各方面、家路を急ぐ方々やらが列を作ってバスを待ち、来たバスに吸い込まれていくという光景が繰り返されています。
そんな様子を横目に、駅前の信号を渡って、駅前商店街のアーケードに入りました。

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ちょっと歩くと、ICOTNICOTという再開発ビル?の入り口が見えてきました。
そちらへと入ります。

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入って右へ行くと、今夜の宿となる『ホテルアベストグランデ岡山』のエントランスが。
そちらに入って、実質専用のエレベーターで6階へ移動して、
エレベーターを出た所がロビー、そしてフロントとなっています。
チェックインしたのは17:47頃。
ロビーでひと休みしてからウェルカムドリンク(ソフトドリンクもアルコール、カクテル類もあり1杯無料)にアイスコーヒーを戴き、部屋へ。
部屋とは言っても完全な個室ではないのですが、出入口が鍵のないアコーディオンカーテンになっているのと、構造上音が響きやすいだけで実質個室と変わりありません。
ただ、キャビンは簡易宿所扱いということもあり、男女別になっているフロアへ入る時にカードキーで自動ドアを開けるようなシステムになっています。
これで本日は朝食付き7,100円、楽天ポイントで飛ばして6,000円にしています。
ただ週末は1万2千円とか1万5千円くらいに跳ね上がり、岡山マラソンの前日だった11月8日はなんと2万円を超えていた模様です。
ちなみに、本日シングル朝食付きは1万5千円くらいで、そうなるとちょっと高過ぎて泊まれません。
実際の所キャビンで充分だと思いましたが。

この後はロビーで自宅に電話した後、ちょっと夜の岡山市内を散策?することにしたのですが、
この話はまた明日以降、ということで。
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