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2023年06月05日01:46

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5日目 石垣島に逃げる

 
 5日目

 この旅行は、ANAがどこへ飛んでも7000円というスーパーバリュープライスの航空券を販売したことがきっかけで計画を立てた。5月の後半に旅行できる時間を作って、航空券が適用される最終日、5月31日に戻ってくる6泊7日の旅程で石垣島往復の航空券を予約した。
 こうしたキャンペーンはPeachでは良くあるのだが、そもそも設定の座席数が少なくて一番安いチケットが取れないケースの方が多い。午前0時に販売が始まると、まずサイトにつながらなくなり、やっと予約画面まで進んで、決済しようとすると「売り切れ」というパターンも多く、なかなかチケットは取りがたい。人気路線でなければ取れるのかもしれないが、行ったところで何をするわけでもない土地に旅行してもねえ、、、、、
 そんな訳で、今回もチケットが取れない事を前提に午前0時から頑張った。やはり最初はサイトにつながってもぐるぐる回っているだけの状態、午前1時を過ぎても全く状況は変わらなかったが午前2時ごろに4つ開いていたブラウザーの一つがついに予約画面に進んだ。そこからも随分と時間を要したのだが、なんとか一番遠くへ飛べる石垣島までの往復航空券を押さえることが出来た。
 これで日程が決まったので、西表島のことを調べているうちに、全日程を西表島に振っても良い、という考えに至ったのだが、ちょっと思案があった。もし、台風が接近して 船が動かなくなったら、石垣島に戻れなくなる。だから最後の2泊は石垣島にして余裕を持たせておこう。そう考えたのだ。
 その3か月前の発想が、5月中旬になって発生した台風2号で現実のものとなった。進路予想などあてにならないものだが、旅行後半には石垣島に接近することも予想された中での出発となったのだ。

 そして、5日目。まるで謀ったように、台風接近で朝の2便までしか船が出ない状況になった。ぴたりと予想通りになったが、こういうことは珍しい。大概杞憂で終わる予想なのに、西表島での滞在はこれ以上は難しくなったので、荷物をまとめて石垣島へ戻ることにした。
 船着き場には、割と人がいたが、それでも乗船率は1割程度だろうか、船のキャパは本当に大きい。
 港を離れゆっくりと動き出した船の揺れはいつもと何も変わらない。港の外に出てもそれは同じだった。もともとサンゴ礁に囲まれた島なので、海岸付近まで大波が来る、という海底地形ではない。スピードを出し始めてもそう揺れることなく進んで行く。しかし、右手に黒島が見え始めたころから状況は変わり、うねりも大きくなった。予想では6mのうねり、と報じられていたが、もっとあったかもしれない。幸いと言うか、うねりが大きい時、波の波長は長くなるから船は上下に大きく上がったり下がったりしながらも速度を落とさず進んでいる。ただ、航路外で波がぶつかっているあたりでは、近づいたら死ぬ、と思えるような状況になっているのは確かだった。

 なんか、すごいものを見た!

 という感想になるだろうか。45分ほどの船旅は無事に終わって石垣港に到着した。最後の船に乗って難を逃れた形。とりあえずホテルへ荷物を置きに行くことにした。予約してあるのは港近くの東横INN。全国旅行支援が適用されていて朝食付きで1泊3500円程度で宿泊できる。
 ホテルに着いたら、今日はどう過ごすかを検討するのだが、行こうと思っていたフサキビーチに問い合わせたところもう遊泳禁止になっていて、屋外のプールも営業していないとのこと。フロントでも何かないか聞いてみたが、「洞窟探検」ぐらいしかアイディアは出てこない。
 そこで歩いて20分ほどのアートホテルに問い合わせると屋外プールは営業している、とのことだったので、行って見ることにした。途中に「ゆらてぃく市場」があるので寄り道して果物などを物色しておく。
 また歩いてアートホテルへ。かなり立派な建物で、お土産屋さんやレストランなども入っているから食事にも困らないようだが、プールへ行って見ることにした。利用料は1500円。(宿泊客は無料で利用できるらしい)
 午前中だったが、10人ほど泳いでいる人がいる。パラソルがあるのだが、強風のため撤去作業中だった。ビーチチェアが多数あって、木陰が空いていたのでそこでのんびりすることにする。一番いい場所だと思うのだが、なぜだか空いていた。

 プールの水はちょっと冷たかった。とにかく泳いで身体を暖めないと凍えちゃうぐらい。空も曇っていて日差しがないので、泳ぐ。1500m泳げば、1m1円。などとふざけたことを考えながらプールを行ったり来たり。といっても所詮はレジャー用プールで、競泳用ではなく一体何メートル泳いだのかはよく分からない。
 小さなウオータースライダーが設置されていたので、それでも遊んでみる。2周してプールに入る仕様で、まあ子ども向けなんだが、制限体重は91kgと書かれている。このプールに遊びに来た人たちは、1回か2回はこのウオータースライダーで遊んでいる。中には横綱のような人もいて明らかに制限越えているんだが、注意書きも読まずに遊んでいた。「どーん」と振動して、流路が外れるんじゃないか? と思ったが、、、、、
 めいめいがそれなりに楽しんで遊んでいるプールだが、やはり幾分寒く風も強いのでほとんどの人が30分も遊べば帰ってしまう。時々完全な貸し切り状態になったりするので、1500円も高くはなかったな、と思う。
 少々残念なのが、「トロピカルジュース」みたいなものは売られていない。軽食とジュースなどはあるんだけど。ホテルのプールなんだからもうちょっとサービスして欲しいなと感じた。

 15時ごろまで泳いで、撤収。来た道を歩いて戻る。途中「ゆらてぃく市場」によって、パイナップル・バナナ・トマト・アセロラなどを買っておく。その後、港に行ってみた。喉が渇いたのでマリアシェイクを飲もうと思っていたのだが、行って見ると店は閉店していた。午前中で終了したらしい。(本来は17時閉店)
 張り紙がしてあって「土曜日まで休みます」と。


 マリアシェイクが飲めず落胆して港を出ようとすると、NHKが呼び止めてきた。取材したいらしい。少し会話をしたが、こちらが困っていないことが分かると引き下がった。たぶん船に乗れず困っている人を取材したかったんだろう。
 一度ホテルに戻って部屋にチェックインしてから晩御飯を食べに行くことにした。全国旅行支援でポイントを貰っているので、晩御飯は実質無料で食べられるイメージ。少し歩くのだが、市役所通り沿いにある「えいこ鮮魚店」に行く。
 鮮魚店と言うだけあって、お刺身の充実したお店。お刺身の盛り合わせは最初の一皿がサービスで500円とのことで、それにマグロ三種盛1500円を加え、もずくとご飯味噌汁セットを注文した。お酒は「えいこ鮮魚店」という銘柄の、この店でしか飲めない泡盛を頼んだ、1合で1000円。
 泡盛をロックにしてお刺身を食べ、山盛りのご飯でお腹いっぱいにした。マグロの大トロは割と美味しかった。もずくも美味だった。たっぷり食べて千鳥足で宿に戻る。
 明日は本来なら波照間島に行くつもりだったのだが、既に港の船はすべて止まっていてそれは無理なことがわかっている。どうするか、、、明日考えればいい。

 おやすみなさい

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