プーチン大統領、マリウポリ製鉄所の掃討中止を命令
市街地大半制圧で戦力温存か
2022年4月21日 16:55 (2022年4月21日 17:05更新)
【ロンドン=佐竹実】ロシアのプーチン大統領は21日、ロシア軍が包囲するウクライナ南東部の港湾都市マリウポリの製鉄所アゾフスターリについて、掃討作戦の中止をショイグ国防相に命じた。ロイター通信などが報じた。
ロシア軍はマリウポリ市街地の大半をすでに制圧した。製鉄所に立てこもるウクライナ軍に対し、繰り返し投降を要求しているが、ウクライナ側はこれを拒否し抵抗を続けている。
首都キーウ(キエフ)攻略に苦戦したロシア軍はウクライナ東部に再展開し、ドンバス地方の制圧を目指している。製鉄所は広大な地下施設を有している。突入を強行するよりも封鎖状態を続けて兵力を温存し、余剰戦力を東部ドンバス地方の主戦線に投入する方が得策と考えた可能性がある。
マリウポリを陥落させれば、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島と自国をつなぐ陸続きの回廊ができあがる。
製鉄所には約1000人の民間人がいるとされる。ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は20日、人道回廊の設置について、継続中の停戦交渉とは別に「前提条件をつけず特別交渉をする用意がある」と述べた。
人道回廊による市民の救出はこれまで何度も失敗しており、ウクライナのベレシチューク副首相によると20日も機能しなかったという。同氏はロシア軍が停戦を守らなかったと主張した。
英スカイニュースによると、ロシア・チェチェン共和国のカディロフ首長は21日、ロシア軍がマリウポリの製鉄所アゾフスターリを同日にも掌握するとの見方を示した。ロシア軍は攻撃の手を緩めず、ウクライナ側によると地下施設を破壊できる特殊貫通弾(バンカーバスター)を使用した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、マリウポリには約12万人が閉じ込められたままだと説明し、状況を打開するには重火器を増やすか、外交手段を用いるかのいずれかだと強調した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR217M60R20C22A4000000/
ドンバス戦役に備えて、もう武器弾薬や兵員を消耗できなくなったのでしょう。
ウクライナ軍が攻勢をかけているドンバス市とヘルソン市は、東部の要衝です。
奪還されると、マウリポリを包囲しているロシア軍が逆に包囲されてしまいますw
兵糧攻めしかないでしょうが、ロシア軍の動きを封じられます。
今後どうなるか予想つかずです^^;
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