生みの親”VS“育ての親 だと 別なドラマもあったり この辻村深月の同名小説もドラマ化からの映画化だったり 不変のテーマとして取り上げられている。
劇中 旦那役の井浦新が同僚相手に(こちらは子どもが既に2人居るらしい)
「セックスってなんなんだろうなぁ……子どもが出来るって……奇跡だよ……本当に奇跡なんだ……。」
というようなセリフを言っていた。
我が家はすんなり 欲しい時に子供が産まれ 計画的に二人目も男女の産み分けに成功したので 妊活の苦労は解らない。
もうこれには妻とその両親、あと自分の両親に感謝するのみである。
さて 映画の方だが 脚本が美しいのは無論のこと 映像と音の綺麗さに目と耳を奪われる。
オープニングから ブラックバックに海の音と赤ちゃんの産声が聞こえるという演出から始まる。
これは、「世界に生まれる」という状況を端的に比喩したのだろう。人間は母親のお腹の中の「水」から生まれてきます。
ロケーションも 海 島 山 都会の昼と夜 お正月の親戚の集まり
幼稚園 新聞屋の主人 瀬戸内海の島での「ベビーバトン」
全てが美しく切ない。
永作博美がこんなに母性溢れる演技が出来るのか
八日目の蝉 をステップにして 大女優になる予感
ドキュメンタリー番組にさりげなく登場の浅田美代子は彼女の芸歴の中で最高の演技力だろう。
生みの親にも育ての親にも「ありがとう」と伝えたい。
最後はこの一言に尽きる。
※多くの人がコメントしてるかもしれないが、エンドロールの最後まで席をたつな。全てを物語る 魔法の言葉が下りてきます。
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