先日、秋葉原に行ったとき、改めて思ったのは「エロゲー売ってるところが減ったな」
それはもうずいぶん前からなんだけど…、まあ、改めて、ね。
唐突だが、ここで『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のアニメ序盤を思い出してほしい。
妹・桐乃が兄貴に人生相談と称しておのれの趣味嗜好をカミングアウトしたシーンを。
山と積んだエロゲを前に、この大きなパッケージがいいと力説するシーンを。
当時すでに、エロゲの世界(業界)は失速気味というか、ブランドの乱立で、もとより大きくもないパイを多数に切り刻むような厳しい状態だったと思う。
それでもまあ、あの頃はまだマシだった気がする。あくまで一消費者の無責任な観測だけど。
ここでまた思い出してほしい。「俺妹」の桐乃が秋葉原に降り立ったシーンを。
駅前のゲーマーズの前で両腕を挙げてはしゃぐシーンを。
ここで描かれているラジ館は旧いラジ館なんだよな。思えばシュタゲとほぼ同時期だし、もう十年になるのか…っと、脱線した。
このころのアキバは、変わりつつあって、実際かなり変わった(例えばアキハバラデパートなどはすでになく、AKBはメジャー化してた)が、今思えば「未だ」我らが趣都たるアキバだった。
エロゲを平済みにしている店がたくさんあった。あの無駄にでかいパッケージは、平済みにされたときのインパクトが違うのである。このことはアニメの桐乃も第一話で述べている。
ビルには超でかい看板が掲げられ、各店舗の窓には通りに向けてエロゲのポスターがパリパリ貼ってある。
なんというか、街全体がエロゲ売り場みたいな…というと問題があるだろうが、まあそういう雰囲気はあったw
あの雰囲気にアテられて「なんか買って帰るかな」みたいな気分になったりもした。
通販と実店頭販売、どの程度の比重だったのかギョーカイ人ではないので判らないが、決して店舗販売の比重は軽くなったのではなかろうか。店舗特典を目あてに複数買いするツワモノも相応にいたようだし。
いまもそれは絶えたわけではないけど、その流れはだいぶ「細く」なったことは確かだ。
販売店そのものが再開発の波に消えたしなぁ。紙風船(店名)とか、挙げたらキリがない。
そういうのも無関係ではないんじゃないかなあ。
「巣作りドラゴン」などの美少女ゲームメーカー「ソフトハウスキャラ」が営業終了
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6019085
エロゲーが、ゲームと称しながらどいつもこいつも紙芝居化してたなか、頑なに「ゲーム」であることを守り続けた稀有なメーカー。
失くすに惜しい、いや、惜しむ資格はおれにはないんだろうな、最近買ってなかったし。
最後のいくつかはリリースされていたこと自体知らなかった。このニュースに触れてググるまで。
これじゃあ、葬式鉄と変わらんよなあ…
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