朝起きたら、何よりも優先して楽器屋に行くことにした。
はっきり言うが、「関西にはろくな弦楽器職人はいない」のは事実。
ましな人材は全部関東にいて、地方では楽器のメンテナンスに困ってしまうが、これが日本の現状で、音楽を愛する人が多いにも関わらず、「お金は掛けていない」のが実情。
色々あるのだが、お金を掛ければ音楽が良くなるわけでもないけれども、楽器のメンテナンスにある程度お金を掛けても良い、と感じる人がいれば職人も仕事にはこまらないだろう。そうではないから職人に仕事がない。技術力のある人は必然的に顧客のいる関東にいってしまう。
今日は思った以上に道路が混んでいた。
楽器屋に着いたのは12時1分前。
午前中の内に行く、とは伝えていたものの、工房には誰もいなかった。
犬が一匹飼われているのだが、犬に「ご主人はどこ?」と聞いても、犬は自分が遊んで欲しいだけで、まるで番犬の役割を果たしていない。
どーしたものか?
仕方がなく15分ほど犬と遊んでいた。
そのうち家の方から奥さんが出てきたので挨拶をすると、主人も出てきた。
ご飯食べていたらしい。まあ、お昼だしね。
楽器を見てもらった、壊れたネックは接着すると治るとのこと。見積もりは2万円。
まあ、致し方ない出費である。
松戸のアントニオに行けば腕のいい職人がいるのは分かっていても、往復すれば2万円以上かかる。実際には最低でも2往復の必要があるので、日常的なメンテナンスに関東の楽器屋使い難い。
一方で、関西ではどの店でも閑散としていてお客は少ないと感じる。これではもうからないだろうし、職人だって経験を積めないから技術力の向上も望めない。いくらフランスとかイタリアで修業をしたと言っても、実際に自分がお客を取って仕事を積み上げていかなければ満足な経験などできるはずもない。そして、奏者が私のようなド素人ではなく、高いレベルのプロでなければ、仕事の成果もフィードバックされないはずである。
日本で音楽を愛する人がものすごく多い一方で、その大部分がメンテナンスに手間のかからない楽器へ進んでしまうのも必然だと言える。それで、生の楽器を使った、クラシック音楽のレベルが低迷するのも当然といえばそうなってしまう。この事実は残念としか言いようがない。
そもそも、日本の音楽愛好者にとって致命的なのは
「音楽を練習する環境がまずい」
点があげられる。
西洋音楽は、整数比の振動数、で作られる和音をもとに作られる。これが反響のある残響も長い環境でないと人間の耳には聞き取りにくい。紙と木の家、ではそれが難しい。きちんとした倍音を子どもの頃から聞いていないから、音程外れていても
「気が付かない」
のである。
それで、しょぼい楽器を集めた演奏でも満足できてしまう。
楽器屋に行った足で実家へ行って見た。
台風21号の被害は想像以上に大きく、お寺の損壊が激しい。
どう見ても、修理には1000万円以上掛かる。
両親と相談して、寄付を募ることにした。
一応仏教的には「聖地」だからね。お金は集まるだろうと思う。
あす、永平寺とか総持寺に電話を掛けてみるつもり。
北海道は広くて被害も広範囲だが、とにかくまず電力の供給は急務だと感じる。
なんでもかんでも電化して、電気がなければ何もできない社会となってしまっているのは、今の日本の弱点である。これ解消されるには、どんな技術革新があれば良いのだろう。分かりません。
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■明日中に北海道全域で停電解消へ 首相、節電を呼びかけ
(朝日新聞デジタル - 09月07日 19:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5279268
安倍晋三首相は7日夕、北海道胆振(いぶり)地方が震源の地震による停電について、「明日中には、配電設備などが損傷した一部地域を除き、北海道全域において停電が解消される見込みとなった」と発表した。「需要ぎりぎりの綱渡りの供給体制が続く」ことにも言及。政府や北海道電力が電力の供給増に努力するとしたうえで、道民に最大限の節電を呼びかけた。
首相官邸であった関係閣僚会議で、対応状況などについて説明。被災地に食料や飲料水などを迅速に届けるため、関係省庁による「プッシュ型支援調整会議」を立ち上げたとした。
一方、菅義偉官房長官は同日夕の記者会見で、厚真町など5市町で9人が死亡したと発表。同町で9人が心肺停止、24人が安否不明になっているとした。
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