今期の定期演奏会が昨夜終了
昨年のような楽器のトラブルなどはなかったが、難曲が続く演奏会の連続で苦労はしてきた。今回はドボルザークの序曲「謝肉祭」が、結構な難易度。これの練習に手こずったのが躓きで、他の二曲の練習が遅れた。さらにアンコールにメンデルスゾーンの真夏の夜の夢から「スケルッツォ」が選ばれたのが本番3週間前。去年半年かけて2ndはさらっているのでその難しさは良く知っていて、今度は1stで時間も3週間と限られている。この時点でめっちゃピンチとなる。
そもそもの大誤算ともいうべき事実が、謝肉祭に手こずった事であった。標準的な3曲プログラムの場合、序曲を早めに仕上げてしまって暗譜までしておくと残りの曲の練習時間を大きく取れて良い、というのが従来の戦術だったのだが、
暗譜とかそういう以前の問題で5月ごろから四苦八苦となっていた。
何が難しいのかを言葉でいうのはなかなかこれも難しいのだけど、与えられている音を丁寧に発音していこうとすると、要求されるようなテンポでは弾けない。ごくゆっくりならそこそこ何とかなるのだが、速く引こうとすると無理なところが沢山ある。
テーマに相当するものは都合8回出現するが一回一回が微妙に違ったりしてこれも暗譜が容易ではない原因だった。
6月になっても他の二曲が手つかずに近いぐらいの状態で、このままでは謝肉祭しか練習できないまま本番、というような事態も頭をよぎる。それでは困るので結局、謝肉祭の問題点、は放置になってしまう。といったような感じで、全然計画性のないスケジュールで月が流れてしまった。
結果的に「火の鳥」には余り練習時間が割けなかった。「スコットランド」も個人練習の時間が決定的に不足したまま本番を迎えてしまう。
過去のことは言って見ても仕方がないのが現実。
ただ、今日の本番では全体としてものすごく良い演奏になったと感じた。
謝肉祭では、何か劇的な効果、とも言えるようなインパクトのある演奏に仕上がったし、火の鳥も譜面の音符がすべて生きているような仕上がりにまとまった。これはひとえに指揮者である森口先生の実力だと思う。
「スコットランド」はかなり繊細な曲の作りで、曲を構成しているいくつものメロディーがピアノ一個とか、ピアニッシモのダイナミクスで表現される。ただ、これも作曲の妙なのだろう、ちりばめられているフォルツァンドが効果的な印象となるように、最後の練習まで構築されていった。
言ったところでアマオケの演奏なので、アラがまるでない、と言うものではないが、舞台で演奏して「心に残る」演奏会になった。
自分自身の課題は山ほどあるのだが、これは次回に向けて努力を積むところだろう。次は12月16日に西宮芸文で「第九」の演奏会。
明日からコツコツ練習を重ねて行きたい。
**** 第32回定期演奏会 ****
日時 2018年9月2日(日)
会 場 京都府長岡京記念文化会館
開 演 14:00
指 揮 森口 真司
曲 目 ドヴォルザーク 序曲「謝肉祭」
ストラヴィンスキー 「火の鳥」組曲(1919年版)
メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」
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