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2018年03月11日00:40

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TPP署名式にたどり着くまでの日本の活躍

TPP署名式、チリに譲った日本の狙い 「名捨てて実」
2018/3/8 11:00日本経済新聞 電子版

 米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)参加11カ国は8日午後(日本時間9日未明)、チリで署名式を開く。トランプ米大統領がTPP離脱を宣言したあと、日本が交渉を引っ張って復活にこぎ着けた。最大の晴れ舞台となる署名式をあえてチリに譲ったのは、11カ国の早期署名に向けて「名を捨てて実を取る」戦略があった。

 「署名式には世界中のメディアが来る。日本に感謝する」。チリのムニョス外相は2月23日、茂木敏充経済財政・再生相の大臣室を訪れて満面の笑みで礼を伝えた。茂木氏は「チリのコミットに感謝する」と応じた。

 米国を除く11カ国では日本が最大の経済大国。事務レベルの交渉官会合も5回のうち4回を日本で開催。各国とも署名式は日本だと考えていた。

 日本がチリに譲った理由の一つは、3月上旬までに確実に署名するためだ。「急がなくてもいい」。カナダは昨年来、署名を先延ばしにしようと各国に働きかけていた。同国にとってTPPはハーパー前政権の功績で、トルドー政権は慎重な姿勢を見せてきた。

 チリが署名式を希望したのは3月11日に任期が切れる現バチェレ政権の功績を残すため。日本にはチリ開催なら「先送り論を封じ込められる」(政府関係者)との算段があった。

 日本にとってもTPP11の承認案を通常国会に出すには3月上旬までの署名がギリギリのタイミングだった。通常国会で可決・成立すれば、日本の動きを見守る各国の承認手続きが進み、2019年発効にメドがたつ。

 チリに譲ったもう一つの理由はカナダの説得役を任せるためだ。チリのムニョス外相は米大陸では一目置かれるベテラン外交官で国連安全保障理事会の議長もつとめた。チリとカナダはリベラル政権で、ムニョス氏はフリーランド・カナダ外相とも気脈を通じる。

 「署名式はチリで開く。その代わり早期署名をカナダに働きかけてほしい」。茂木氏は1月上旬、ムニョス氏に電話で伝えた。ムニョス氏は同意。カナダ政府高官に電話で署名を呼びかけた。

 日本はさらに早期署名に向け、徹底してカナダを孤立させた。茂木氏は1月上旬にメキシコを訪問。同国のグアハルド経済相に対し「このままではカナダが遅延戦略をとるだけだ。TPPでは日本と共同歩調を取ってほしい」と求めた。

 メキシコとカナダは北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で対米共闘する同志。この関係を「分断」する作戦だ。メキシコもTPP交渉を進めた日本には恩義がある。グアハルド氏は「カナダが態度を変えないなら方針を再検討する」と日本との連携を約束した。

 1月22日から都内で開いた最後の首席交渉官会合。署名を渋るカナダに対し、日本の交渉官は「明日は10カ国で署名日を合意したい」とカナダ外しを提案。メキシコも即座に「10カ国もやむを得ない」と応じた。孤立したカナダはようやく署名する意思を示した。

 日本は自国が主導するTPPという経済戦略のカードを手に入れた。トランプ米大統領が鉄鋼の輸入制限を表明するなど保護主義的な流れが強まるなか、自由貿易の象徴とも言えるTPPの意義が再評価されつつある。

 今後は単に参加国を増やすのではなく、戦略性を持ってTPPを広げることが課題だ。TPPに興味を示す韓国や台湾を取り込むことは、アジアの経済秩序を主導しようとする中国へのけん制につながる。TPPの価値は日本がどのように活用するかにかかっている。(サンティアゴ=山崎純)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27797870X00C18A3PP8000/
外交の駆け引きがめちゃくちゃ上手いじゃないですかw
野党と反日マスゴミがモリカケで足引っ張りながらの成果だから一層すごさが際立ちます^^;

TPPに参加しそうな国は米国と韓国と台湾です。
米国は思いっきりわがまま言いそうですw
韓国は米国と支那の顔色を伺っているのでなかなか決められそうにないでしょう^^;
台湾は支那の圧力にどれぐらい耐えられるかが勝負どころでしょう。
また台湾海峡にミサイル打ち込まれるかも^^;
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