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2018年02月15日13:41

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バルト・南東欧での「一帯一路」を阻止せよ

独立100年で初の首相訪問 バルト・南東欧 ちらつく中国の影 親日つなぎとめられるか
2018.2.15 08:00

 安倍晋三首相(63)は1月、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)と南東欧(ブルガリア、セルビア、ルーマニア)の6カ国を日本の首相として初めて訪問した。6日間の強行日程だったが、親日国も多く、温かい歓迎を受けた。安倍首相は各国で核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対する圧力強化を呼びかけた。一方、現地では現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を掲げる中国の影響力が強まっており、日本の存在感を今後いかに示していくかが課題になる。

 「くしくもご訪問のタイミングは、われわれが独立した年から100周年を迎える記念すべき年。まさに志をともにする重要なパートナーとして日本は一貫してわれわれの友好国でありました」

 1月12日、安倍首相は最初の訪問国となったエストニアで、ラタス首相にこう歓待された。

 エストニアをはじめとするバルト三国は帝政ロシアの支配下にあったが、ロシア革命(1917年)後の1918年に独立、今年は100周年にあたる。日露戦争でロシアに勝利した東洋の小国・日本への親近感は古くからあり、日本は20年代に各国と国交を樹立した。

 安倍首相がリトアニアで、大戦中にユダヤ人難民を救った「命の査証(ビザ)」で知られる外交官、杉原千畝(ちうね)氏の記念館を訪れた際には、多くの地元の中学生や住人らが出迎えた。安倍首相は「本当に寒い中、地域の皆さんが手作りで旗を持って集まってくれ、国民レベルでの親しみが強いと改めて感じた。ぜひ、われわれもこの期待に応えていきたい」と振り返る。

 そうした親日の国々であるにもかかわらず、これまで日本の首相が訪問することは一度もなかった。外交戦略上、大国との関係強化が欠かせないといえ、首相が国会出席にしばられたり、内閣が短命だったりする影響があった。在任から5年が過ぎた安倍首相だからこそ6カ国訪問が実現したとも言える。

 菅義偉官房長官(69)は「今日までわが国の首相が訪問しない国があること自体、世界全体を考えたときに不自然だ。長期政権を生かし、きめ細かな外交展開を行っていく」と意気込む。

 各国で歴史的な訪問が歓迎された中、安倍首相が強調したのが北朝鮮の核・ミサイル開発だった。

 「北朝鮮はブカレストを射程に入れうる弾道ミサイルを発射し、欧州にとっての重大な脅威だ」

 1月16日、安倍首相は最後の訪問国となったルーマニアの首都ブカレストでヨハニス大統領と会談し、こう呼びかけた。

 安倍首相は他の首脳との会談でも同様の言葉でわざわざ相手国の首都名を挙げ、北朝鮮問題が欧州に「対岸の火事」でないと警鐘を鳴らした。北朝鮮に政策を変更させるためには制裁などで圧力を最大限まで高めることが欠かせないという日本の方針に理解を得て、対北包囲網づくりをするためだ。

 欧州連合(EU)は独自制裁を行うなど圧力強化の姿勢をとるが、今回訪問した6カ国のうちエストニアを除く5カ国は依然、北朝鮮と国交を持っている。このことは安倍首相の念頭にもあり、ヨハニス大統領との共同記者発表で「国際社会が不安定化する中、基本的価値を共有する日本と欧州は今まで以上に連携していくことが必要だ」と強調した。

 一方、今回の外遊には商社やIT関連など約30社の日本企業の幹部が同行した。各国とも日本との経済関係強化への期待は大きく、政府関係者は「企業に同行してもらったのは大きかった。これから具体的な案件も出てくると思う」と手応えを話す。

 日本が経済面での協力をアピールした背景には、豊富な資金力を武器に、インフラ投資などで影響力を強めている中国の存在がある。安倍首相の訪問中、東欧に浸透する中国の影を感じさせる象徴的な一幕があった。

 ブルガリアのボリソフ首相は1月14日、安倍首相と並んで出席した共同記者発表の場で「今年『16プラス1』の首脳会議がブルガリアで開催される。(ブルガリアは)EU議長国であるだけではなく、その会議の主催国にもなる」と述べたのだ。

 16プラス1とは、中国が東欧16カ国と定期的に開催している首脳会議のことだ。ハンガリーで開かれた昨年の会議には中国の李克強首相が出席し、インフラ支援などで30億ユーロ(約4千億円)規模の資金協力を表明した。

 「一帯一路」は、中国から欧州までを陸路や海路で結ぶ経済圏構想で、東欧は欧州側の入り口に位置している。中国は東欧でセルビアとハンガリーを重視しているとされる。それぞれの首都であるベオグラード−ブダペスト間で、鉄道の高速化を支援しており、中国企業の傘下にあるギリシャのピレウス港から物資を運ぶ動脈をつくるためだ。

 一方、中国は一帯一路においてアフリカ側の玄関口となるアフリカ東部のジブチで人民解放軍の基地を建設するなど、構想には軍事的野心も見え隠れする。

 こうしたこともあり、昨年の一帯一路サミットで、英独仏は首脳の出席を見送った。だが、東欧ではハンガリーのオルバン首相のほか、セルビアのブチッチ大統領らも出席し、足並みが乱れている。政府関係者は「欧州では中国によるEU分断を警戒する勢力と、経済力をあてにする勢力がある」と実情を明かす。

 ブチッチ大統領と1月15日に会談した安倍首相は共同記者発表で「セルビアは地政学上の要衝に位置する西バルカン地域の安定を握る国であり、日本はセルビアとの関係を重視している」と秋波を送った。

 欧州統合に向けてセルビアのEU加盟を支持し、西バルカン諸国の改革を支援する「西バルカン協力イニシアチブ」を表明。政府開発援助(ODA)による開発支援や、防災・環境対策などで協力する構えだ。

 もっとも、巨額の資金を武器に攻勢をかける中国との差は大きい。日本がこの地域に継続的に関与を続け、経済発展などで目に見えた成果を示していけるか。安倍首相が掲げる「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」は道半ばだ。 
http://www.sankei.com/premium/news/180215/prm1802150006-n1.html
主要港や主要産業を支那が牛耳るのを眺めてるわけにはいきません。
世界各国から金を吸い上げてその金で軍備を整えたら矛先は日本に向かいます^^;

東欧は発展途上ですが、港があるので遺伝子組み換えでない農産物を日本まで割安で送れます。
労賃がまだまだ安いので地元に農産物の加工工場を作って、失業者対策や海外移住防止が可能です。
支那は支那人を労働者として入国させるので東欧にはメリットがありません。

東欧人も支那がアフリカや中東、中央アジアで行っているサラ金政策を知ってはいるでしょうが、政治家が買収されたら終わりです^^;
地道に貿易量を増やして行こうね♬
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