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2017年11月30日23:35

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新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2017」(後半戦)

後楽園ホールで新日本プロレスを観戦してきました。



指定席のチケットが早々に完売していたのでダメ元でしたが、なんとか立ち見を確保できて観戦することに。WORLD TAG LEAGUEの公式戦とイッテンヨンへの前哨戦の二本立てといった構成です。
ビジョンで放映されていた府立のダイジェストを眺めながらまったり待機。あらためてジェリコ様のケニーへの宣戦布告VTRには鳥肌が立ちました。



WORLD TAG LEAGUE Bブロック公式戦
(0勝3敗=0点)デビッド・フィンレー&北村克哉対タマ・トンガ&タンガ・ロア(2勝1敗=4点)
ヤングライオン離れした存在感を放つ北村選手がフィンレーとのタッグでGODに挑みます。
北村選手のマッスルポーズに対抗したタマはTシャツを脱ぐとチョップを打たせますが、あまりの威力にゆっくりとダウン。代わったタンガが頭脳プレイで封じるとクイックタッチで痛めつけていきます。
タマは解説席にいるマホンにアピールしてから小こけしを炸裂させて投げキッス。対照的に弟のタンガはフィジカル勝負で受けて立ちますが、北村選手はフィンレーのアシストを受けて俵返し。慌てて飛び込んできたタマを豪快なリフトアップスラムで叩きつけます。
GODはフィンレーとの二世対決でテクニックに翻弄されながらも分断に成功すると、タンガが攻め疲れた北村選手にスピア→バックフリップ。ブルーサンダーもクリアして粘るとエイプシットで仕留めました。
まさに怪物で若かりし日の野人を彷彿とさせる北村選手が敗れながらも強烈なインパクト。GODは三強の下馬評にふさわしい安定感と兄弟ならではのチームワークがあり、初戦での躓きもすぐに立て直して優勝争いの中心にいます。



WORLD TAG LEAGUE Bブロック公式戦
(0勝3敗=0点)真壁刀義&ヘナーレ対石井智宏&矢野通(1勝2敗=2点)
真壁選手のトレードマークの移民の歌も今はマイティ・ソーを連想するなと小一時間…
マホンの負傷欠場で連覇が途絶え、真壁選手のパートナーにへナーレが立候補してエントリー。まだ足の状態は万全ではありませんが、真壁選手の号令で奇襲を仕掛けていきます。
それでも元IWGPタッグ王者組でもあるYTR&石井選手は慌てず、外したターンバックルで真壁選手を殴りつけるとへナーレに照準。YTRがネチネチといたぶれば、石井選手はゴツゴツした展開で奮起を促します。YTRはコーナーの真壁選手が興奮して身を乗り出してくると、


YTR「早くカットに入ってやれよ」


反応した真壁選手がレフェリーに制止されると薄ら笑いを浮かべていました。
へナーレはフライングショルダー→ダイビングショルダーなど跳躍力を活かして食らいつき、厳しい攻撃にも吠えながら真っ向勝負で奮戦。YTR組は真壁選手の怒りの猛追も巧むにいなすと、ターンバックルにへナーレを激突させた反動で石井選手が投げ捨てジャーマン。それでも諦めずに向かってくるとラリアット→垂直落下式ブレーンバスターで振りきりました。
YTR組の牙城に屈したへナーレでしたがポテンシャルの高さを発揮。今後の飛躍に期待していいでしょう。



セミファイナル
WORLD TAG LEAGUE Bブロック公式戦
(2勝1敗=4点)マイケル・エルガン&ジェイ・コブ対バレッタ&チャッキーT(2勝1敗=4点)
今シリーズが新日初参戦となるガイジン3人のうち、コブとチャッキーがそれぞれ常連ガイジンのパートナーとしてセミファイナルに登場。
アメリカインディーでベストフレンズとして活動していたバレッタ組はスマート、急造ながら同じタイプのエルガン組は見るからにパワフルと対照的。エルガンが自慢のパワーで押し込んでくれば、チャッキーはメサイヤで突き刺して応戦。コブは序盤からスープレックスマシンぶりを発揮して沸かせます。
チャッキーが空中戦で一気に挽回しますが、エルガンは場外で強引にパワーボム。少し間を置くと今度はエプロンにパワーボムで叩きつけ、孤立させたバレッタに猛攻を見せていきます。
エルガン組に人形のように投げまくられながらも、雪崩式ブレーンバスター→その場飛びムーンサルトプレスや雪崩式パワーボム→ぶっこ抜きジャーマンといった連続攻撃を凌ぎまくるバレッタ。チャッキーが雪崩式パワーボムをフランケンで切り返し、コブには高速パイルドライバーで動きを止めます。
バレッタはコブの豪快な攻撃をトルネードDDTで止めるとデュードバスターの体勢に入り、チャッキーがコーナーから飛んでストロングゼロ完成で劇的な逆転勝利!!凄まじい破壊力に追い込まれながらも土壇場で鮮やかにひっくり返しました。
エルガン組の猛攻にピンチの連続ながら諦めずにワンチャンスを活かしたバレッタ組。大会ベストといったスリリングな一戦でした。



メインイベント
WORLD TAG LEAGUE Bブロック公式戦
(2勝1敗=4点)レイモンド・ロウ&ハンソン対ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr(3勝0敗=6点)
IWGPタッグ王者にふさわしい強さを誇示しつづけているKESと、タイトル戦線で互角にやり合っているウォーマシン。日米を股にかけてのライバル関係にあり、ぶっちゃけこのカードが組まれた時点で観戦を決意していました。
アーチャーがアメリカンサイコ全開で客席に水をぶちまけて暴れ、ロウと対峙するととてもここには書けないスラング混じりの罵りあいに。挙げ句のはてにロウが自らコーナーに張りついて攻撃してみろと挑発すれば、アーチャーも負けじと対抗心メラメラ。まずはウォーマシンが連携を基点にペースを掴みます。
ハンソンのダイブをキャッチしたKESは場外でキラーボム狙いも、ここはロウが駆けつけて未遂に。ゲリラ戦で切り崩していくとウォーマシンは打撃戦と巨体からは想像もつかない身軽さで応戦。中盤にはスミスJrのダイビングギロチン自爆を皮切りに、3人立て続けにムーンサルトプレスを自爆。4人の大男が仲良く悶絶しているのはシュールでした(笑)
強くて怖いKESと凄業を連発しながらどこかユーモラスなウォーマシンは水と油のようでも波長は合うようで、個々の大技のラリーでシーソーゲームになるとどよめきが止まらず。KESが先にキラーボムを成功させますがカットが間に合い、ウォーマシンがスミスJrを捕らえておかえしのフォールアウトも決着はつかず。ならばと重爆トペでアーチャーを足止めし、返す刀のフォールアウトでスミスJrを粉砕!!無敗街道をストップさせて同率首位に並びました。
セミファイナルが予想外に爆発した直後だしという心配は杞憂、もはや名勝負数え唄といっても過言ではないでしょう。



エンディング
ウォーマシンは大声援に力強いマイクで応えると、四方に向けて深々とお辞儀。荒くれ者のようでいて実は礼儀正しいウォーマシンはすっかり人気者の地位を確立しています。





日本人のいないセミ&メインが異様なボルテージで爆発し、まるで本場の空気をそのまま再現したような盛り上がり。まさにWORLD TAGというクオリティを体感して、とにかく凄いものを見たなという余韻に浸っています。
そしてリーグ戦はちょうど折り返し地点、ここからのドラマにもひそかに注目!!
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