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2017年03月28日12:11

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オタク道への誘い 1 たいら父・前編

これからは積極的にプライベートの話しを書くよと宣言してはみたが、
昨日みたいに読んでいてなんとも言いようもない気持ちになる内容が続くのもつまらないので、
今日は楽しくオタク関連のお話しウインク
わたしがドールコレクションを始めた経緯は色んなところに書いたが、
そもそもどうしてオタク道に邁進できたのかと言う話しは公にしたことがなかったので、
そういうお話しをプライベートな思い出を絡めて書いてみることにしたペン


ドールコレクターで漫画・アニメ・ゲーム大好き!
わたしはこの歳までそういうオタク道を突き進んできた。
わたしがこの道に入った頃は今ほどオタク趣味が認知されていなかった。
しかし、わたしの目の前には先達がいたため、
その背中を見て迷うことなくオタク道を突き進む事ができた。
先達とは6年前に亡くなった父だ。


やたらと沸点が低くて猛アタックして射止めた母と、
母との結婚に反対しちょっとでも隙を見せれば離婚させられそうな母方の親族以外には、
すぐ手が出る喧嘩っ早い武闘派だったため、
わたしは子どもの頃からことあるごとに手(グー)を喰らっていた。
喧嘩っ早さが禍してかしょっちゅう仕事は変わるし、
そんな性格なのになぜか彼女は絶え間なくいたらしいし、
家庭人としては正直尊敬出来る父親とは言いがたかった。

彼なりに家族は大切にしているつもりだったらしいが、
母の誕生日もわたしの誕生日も結婚記念日も全く覚えておらず記念日は総スルー。
プレゼントなんて貰ったことがなかったのはまあ許すとしても、
役所の手続き書類にいい加減な誕生日を書いて提出されたため、
小学校の就学時健診をまともに受けられなかったのはまいった冷や汗
だって生年を間違って書いて住民登録をしていたんだもの。。
まあ、戸籍は間違っていなかったので母が気付いて慌てて訂正して貰ったけどさ。
母は母で結婚して新たに健康保険証を作る時に生年月日を書き間違えられたのに気付かず、
病院の受付で保険証を出したら、

 「生年月日が今までのカルテと違うなんて、他人の保険証を改ざんして使うのは犯罪です!」

と説教され大恥はかくはまともに診察して貰えないわさんざんな目に遭ったとか病院


そんなトンでもない父だがオタクの先達としては最高の師だった。
わたし同様多趣味だった彼のメインの趣味は模型作り。
第二次世界大戦中、予科練でパイロットの訓練を受けていた経験があるため、
もっぱら作るのは第二次大戦期の友軍の軍用機飛行機
わたしも小学校1年生の時、身体の弱い母が長期入院した際に、
父からゼンマイで動く戦車のプラモデルを買って貰って初めて模型作りの手ほどきを受けた。
説明書の1工程を1日で製作すると、
全行程終わった次の日に母が退院するというカラクリになっていて、
今考えると母親が不在でも寂しくないように、
彼なりに子どものことを考えていたのだろうなと思う。
1工程1日というのは普通に考えればかなりのんびりペースだが、
「パーツを切り離す」としか書かれていなくとも、
オタクな父はバリのやすりがけやパーツのゆがみの調整まで要求してくるので、
小学1年生には1日がかりでも難しい作業だったレンチ
こうして手ほどきを受けた模型作りの基本は、
後にドール補修やコスプレのパーツ作りに大いに役立つことになる。 (その2につづく)


※画像1:予科練時代の16歳当時の父。
画像をデータ化したのは生前の父だが、SNS掲載にあたり名札の名前と所属部隊名を消した。

※画像2:亡くなった直後の軍用機オタ感溢れる父の自室。
手前にレンタルのパイプ椅子があるのは五十日祭のため。
奥の額に入っていた軍歴に対する国からの感謝状は、
モー娘。のポスターや浅田真央ちゃんが表紙の雑誌と一緒に父に持っていって貰った。
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