mixiユーザー(id:4364989)

2014年12月22日20:01

88 view

コレクターと転売ヤー

東京駅100周年Suicaの件は、コミケに足を運ぶヲタには苦笑モノの騒動だった。
売る側も、買う側も、揃って練度が足りんよ、練度がw
しかも、こんなことが翌日の新聞一面に載ってしまうのだから、やはり苦笑モノである。

しかし、苦笑はするが、決して嘲笑しているわけではない。
ヲタクの世界は、限定モノとの闘いでもある。
欲しかった限定モノが手に入らなかった、なんてのは珍しくもない陳腐な話だ。
それどころか、戦う前からあきらめてしまうことさえ日常茶飯事なのだ。

一番酷かったのは、とあるゲームのドラマCDかな。コミケ企業ブースにて、先着100名。
しかもこれ、Leafのブースですよ? 
どんな無理ゲーですかwww 

まあ、知らない人には伝わらないと思いますけど、東京駅の件に喩えるなら……
限定千枚お一人様3枚まで、ってところですかね。

コミケの企業ブース、壁ぎわの有名サークルには、ファン以外にも転売目的の輩が群がります。
ヤフオクで数倍、場合によっては数十倍の値段で売り払うわけです。
イベントのみならず、生産数の限定された商品で、転売の見込めるモノならなんにでも群がる。

当然、転売連中が買う分、本来のファンが買えなくなる。
よって、ファンからは蛇蝎の如く嫌悪される存在。それが転売ヤー。私も嫌いです。
しかし、連中は唾棄すべき輩と思うのは、私が恵まれた環境にいるからでしょう。

私の恵まれた点。それは南関東在住であること。
え、なに、そんだけ? と、多くの南関東在住の同胞たちは思うかもしれません。
ですが、ヲタとしては恵まれているのです。アニヲタの場合、特に。

まず、毎期の新作アニメが、地上派のみでカバーできます。
劇場版も、そう苦労せず観にいけます。
コミケのビッグサイトも、幕張メッセも、秋葉原も南関東。どれも気安く日帰りで行けます。

話題の作品が受信できなかったり、上映館が地域に一軒もなかったり、県内にショップがなかったり。
そういう悩みと無縁でいられるのが南関東。
南関東の当たり前は、他では当たり前じゃない。

ヲタクの世界の地域格差は、けっこう激しいものがあったんですよ。
それを南関東の私が語るのもおこがましいんですが…。

で、その格差を緩和したのが、ネットです。
正確には、ブロードバンドの普及です。
ブロードバンドなんて、もはや死語に近いですけど、死語になったことが普及の証です。

これによって、ネット通販が台頭してきます。
ぶっちゃけていうと、今は、秋葉原で買えるものは、通販でも買えるようになりました。
完全にイコールではありませんが、街を半日歩いて捜したものが、検索一発だったり。

秋葉原で見つからないものが、ネットで見つかったり。
その逆もありますが、徒労に終わるというリスクは常に付きまといます。それも高確率で。
モノを売る、モノを買うという意味では、秋葉原や中野の存在意義は昔より低下しました。

そしてそのネットの持つ利便性は、地域を問いません。
東京だろうが留萌だろうが、ネットに接続する限りは等しく同じ条件です。

それでも解消されない格差が、イベントの存在です。
ネットでコミケの様子は知れても、コミケに行けるわけではない。
秋葉原も、物販の街から、イベントの街へと変わってきました。

製作や売る側の思惑もあって”会場限定”は、あとを絶ちません。
こればかりは、ネットに接続しているだけでは駄目で、現地に行かねばなりません。

往復の飛行機、新幹線代、場合によっては宿泊費。
アナタがサービス業なら仕事を休む必要もあるでしょう(イベントはたいてい土日)
それだけ費やして、結局手に入らない可能性があるのが、会場限定品。

だったら……
と、つまりはそういうことです。
ファンから蛇蝎の如く嫌われる転売ヤーですが、その転売ヤーを利用しているのもファンなのです。

これによって、転売ヤーを必要悪などと云う気はありません。連中はカスです。
転売ヤーから買わないようにしましょう、などと教科書じみたことを云うつもりもありません。
あの販売形態と市場原理がある限り、どうしようもないのが実情です。

売る側にも、事情も思惑もあるでしょう。
レアリティーを演出して、購買意欲を煽る。よくある話です。
ですが、会場限定品もこれを改めて、せめて会場先行販売にして頂きたい。

たとえば、ネット通販は来年2月だけど、会場にくれば12月中に手に入る。
会場限定より引きは弱いですが、これでもマニアは呼べるはず。
新ゲームハードが出ると、初めは行列ができますが、じきにどこでも買えるようになります。
あれと一緒です。

件の東京駅Suicaも、はじめに通販開始日時を定めておき、やや先行して窓口販売もする。
これに関しては、数量を限定する必要もないと思いますけどね。

数量を限定する理由は、主にふたつ。

ひとつは、売り残りリスク回避。
製造に手間がかかったり、原価の高いモノの場合、売れ残るとダメージ大きいですから。
これくらいだったら売れるよね、というあたりで無難に生産し、「限定」と僭称する。

もうひとつは販売促進。
争奪戦や、売り切れ、転売市場での高値を想定しつつ、分かっててあえてやるパターン。
これにより、ブランドの知名度、レアリティーを高めるのが目的。
行列の様子がニュースにでもなれば、いい宣伝になります。

Suicaの場合、特段コストが大きいとも思えないし、保管コストも大したことないはず。
多めに生産して多少売れ残ったとしても、そう問題にはならんでしょう。
たぶん、限定とした理由は、後者の販売促進だったのだろうけど、ま、錬度が足りんかったねw

そもそもJRは、ブシロードや壽屋とは違うんですよ。
鉄道会社は、望む人すべてを運ぶのが使命。
そのためには、ダイヤを密にしたり、必要とあらば臨時列車も走らせる。

だから、望む人全てに行き渡るようにするのが理想だと思うんですけどね、その理念からして。
100周年の記念なら、その年の一年間販売を続けたらいい。
堂々と正面から横綱相撲を取ったらいいのだ。

ともあれ、JRに限った話ではありませんが、”限定”があふれすぎですw
”限定”の乱用は、自信のない裏返しだと思いますよ。
5 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2014年12月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

最近の日記