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2006年03月31日00:46

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Le Nozze di Figaro

今日もいい天気ですが、ちょっと体力を消耗した感があるので、昼間は大人しくじっとしています。

今日は夜にL.A. Music Center内にあるDorothy Chandler PavilionでMozartの_Le Nozze di Figaro_(「フィガロの結婚」)を見てきます。

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という事で、「フィガロの結婚」を見てきました。1階席、前から3列目なんで、オペラグラスの必要もなかったです。

Susanna役のBarbara Bonneyは、意外な事に今回がL.A. Opera初出演。ちょっと声に昔の若々しさが少し欠けるかという気もしましたが、やっぱりこの人は歌と演技を総合的に考えると「巧い」人です。

伯爵夫人役はAdrianne Pieczonka。彼女、ずいぶん前にウィーン国立歌劇場の_Die Meistersinger von Nuernberg_(「ニュルンベルクのマイスタージンガー」)でEva役を聞いたのが最初ですが、最近はすっかり歌に自信が出てきた感じで、素晴らしかったです。

Cherubino役のLucy Schauferはとても小柄でチャーミングでした。

大して期待していなかった男性陣がとてもよかったのが嬉しい誤算。FigaroはIldar Abdrazakovが歌ったんですが、ちょっとだけ腹が出ているけど、なかなか可愛い感じで、歌もしっかりしていて最近、あちこちの大歌劇場で歌っているのももっともだと思いました。

伯爵はDavid Pittsinger。彼はAbdrazakovとは反対に細身なんですが、彼も押しのある声と演技でよかったです。彼は今年の8月にSanta Feで_Carmen_のEscamilloを歌うのを見に行く予定ですが、Escamilloには向いているかどうか、ちょっと心配。

小さい役ではMarcellina役のAnna Steigerが歌は酷かったですが、喜劇女優のセンスは抜群で笑わせてくれました。音楽教師Don Basilio役のGreg Fedderlyは、ゲイなんですが、昔は本当に池面で、(*´д`*)ハァハァ萌えていたんですが、最近の劣化はもう歯止めが効かなくなってしまった感じ。

Kent Naganoはこれを持ってL.A. OperaのMusic Directorの座を降りて、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場とカナダのモントリオール交響楽団の音楽監督に就任するのですが、L.A.Operaとの相性はすこぶる良いと個人的には感じました。変にいじったり、最近の若い指揮者にありがちの、極端に速いテンポを多用したりする事なく、中庸(だが凡庸ではない)の美徳で音楽作りをしていました。

Ian Judgeは時代を移していて、電話や懐中電灯が登場するのですが、セックスを意識させる演出(Susannaが1幕1場で、伯爵が「ドンドン」と呼び鈴を鳴らすシーンで、♂が達ながらセックスをするジェスチャーをしたり)が、やり過ぎず、ところどころにあって、楽しかったです。奇をてらっているのではなく、基本は伝統的なんで、Konwintschnyのような演出家が好きな僕は最初、つまらないのかと思っていたのですが、全くそんなことはなかったです。最後、本物のな花火が上がってびっくりしました。いかにもL.A.向けのエンタテーメント性の高い「フィガロ」とでも言えるでしょうか。


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