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2008年02月01日06:47

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共産主義社会とは。

共産主義社会とは。

共産主義社会とは、「好きでもない仕事をやって、下げたくもない頭を下げて、わずかな給料しか、もらえない」という問題が無くなる社会である。


こうした問題は、資本主義社会だけでなく、ニセ社会主義国家であった中国、ソ連にも共通する問題である。

ソ連、中国は、マルクス、レーニンの思想に、マッコウから敵対するスターリン主義国家であった。

スターリン主義とマルクス主義の区別も知らないで、ソ連の崩壊を、「マルクス主義の敗北」だと言った者ほど、愚かな者は居ない。

マルクス、レーニン、トロツキー、そして、ロシア革命当時の、すべての共産主義者が、思想・信条、言論、結社の自由を認める考えであった。


さらに、マルクスは、労働に、おける自由が不可欠であり、それがなければ、労働者階級の解放=人間解放は、ありえないと考えた。



資本主義では、地球環境を破壊する自動車を作るのが、嫌でも、それしか、仕事がなければ、自動車工場で働かなければならない。

もちろん、日雇い労働者や、自動車工場よりもっと劣悪な労働条件の「3K」(汚い、きつい、危険)の町工場の労働者になることもできる。

しかし、そんな「職業選択の自由」など、非人間的なものでしかない。


昔の馬車は、一人の職人によって、作られた。

職人は、その馬車に誰が乗るのか、誰が運転するかも知っていることが多く、その馬車が、ある貴族のものであれば、その貴族の気品に、ふさわしいデザインを、ほどこした。

職人は、デザイナーであり芸術家でもあった。


それに対して、資本主義の自動車工場の労働は、分業に基づく協業によって細分化され、労働者は機械の部品のようになる。

さらに、労働のペースも、ベルトコンベアーに、よって支配される。

しかも、管理職に監視されての労働である。

労働者は、機械、管理職、すなわち企業=資本の奴隷である。

そこには、労働の喜びもなく、資本主義の労働者は、芸術家ではない。

労働者の肉体・精神は、企業の支配下(企業という巨大な組織の一部)にあり、資本の一部になっている。

労働者が、労働の中には、自分を見出すことができない。

労働が、終わって、工場を出た時に、初めて、自分の体が、自分の、もとに、もどり、本当の自分に帰ることが出来たと実感する。

こうした労働者の状態を、マルクスは「疎外」と呼んでいる。

企業の建物も、工場の機械も、企業が銀行に預けている預金も労働者が作りだしたものである。

企業が、株式発行によって集める資金も、労働者が作りだしたものである。

大株主であり個人、企業の資金も、労働者が作りだし、それが、搾取されたものである。

労働者は、自分が作り出した物の奴隷となっている。

人間が創造したものが、人間の意志を離れ、人間を支配する事を「疎外」と呼ぶ。


共産主義者は、疎外の無い社会の建設のために闘う。

共産主義社会では、工場も、社会全体も、労働者共同体が支配する。

共同体の指導者(委員)は、民主的な自由選挙で選ばれ、労働者の討議によって、何を、いかなる方法で、どれだけ作るかが、決定される。


共産主義社会は、世界革命の勝利の後にしか、建設されえないので、共産主義においては、国境が存在せず、全世界の資源、土地を適切、公平に分配することができる。


ベルトコンベアーなどという非人間的な機械は、廃止され、すべての労働者が芸術家としての喜びを実感できるようになる。

環境破壊を結果する自動車の生産は、縮小され、あらゆる道路の鉄道や、動く歩道が作られる。


自動車も、すべて、電気自動車となる。



環境破壊を結果する石油、石炭、ウラニウムのよる発電が廃止され、風力、太陽光線による発電にきりかえられる。

風力発電などは、西欧では実用化されているにもかかわらず、石油、原子力がエネルギーとして使用されているのは、その方が、資本家がもうかるからである。

共産主義社会に資本家はいないので、石油、原子力を使おうとする者が居なくなる。

そして、能力に応じて働き、必要に応じて取る社会が実現する。

障害者のように、働けない者も、必要に応じて、生産物を与えられるのである。

すべての労働が、芸術家の仕事のようになるので、労働そのものが喜びになり、「嫌な仕事を、朝から晩まで、やって、大金持ちになる」ことを夢見る者も消滅する。


アメリカの広大な肥沃な土地では、穀物は生産されず、家畜が飼われるか、家畜の餌のトウモロコシが栽培されている。


肉ばかり食べている欧米人の多くが肥満であるに対し、アフリカは飢餓状態である。

アメリカの畜産など廃止して、そこに、農民として、飢えたアフリカ人を移住させる。

そうすれば、世界の飢餓の問題など、たちどころに解決する。


しかし、共産主義者は、このような社会が激烈な闘争である世界革命を実行することなしに実現するとは考えていない。

この世界革命が、いかなるものであるのかについては、別の機会に論じたい。


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