【キーワード】人間ほど賢くないAI、お馬鹿な生成AI、危険な生成AI
【件 名】
「生成AIは、顧客ユーザが要望・期待したものなのか?/既存ソフト製品を生成AIが駆逐すると云われているが本当か?/生成AIが何でも対応出来るオールマイティー製品なのか?」
【投稿者コメント】
【1】顧客の要望・期待に沿った製品だけが席巻する
当方は、
https://smcb.jp/diaries/9654376 を投稿したが、別に、既存の家電製品を誹謗中傷する意図などは皆無で、むしろ、日本製品を応援したいところだが、残念ながら、製品開発に於いて、顧客要望を丁寧に吸い上げて製品に反映する能力・気力・熱意は、推奨した製品のメーカの中国、深圳の企業には、及ばないようだ。
後発メーカだから、既存製品の欠点は、とことん、追求して、妥当なコストで改善・修正した製品・モデルを売り出す。日本の顧客は、妙な漢字表記には敏感だから、東京に日本法人を置いて、丁寧な顧客対応をする事など、EV車で攻勢を掛けているBYD社の企業戦略と同じだ!
世界一の販売台数を誇るトヨタ自動車にしろ、売上利益に油断して、中国BYD社の攻勢を舐めて掛かると、BYD社が販売戦略で、日本のユーザを取り込めば、たちまち、トヨタ自動車であっても、家電メーカや半導体・液晶メーカの如く、たちまち、右肩下がりの斜陽産業の憂き目を見る事になる!
昨日2/6(金)のトヨタ自動車のCEO交代発表など、前CEOが経団連副会長や自動車工業会会長に専念して、日本の自動車業界を中国BYD社などから、死守する為の対応なんだろう!
【2】顧客要望を無視し、企業エゴを振りかざし、唯我独尊の企業姿勢が先鋭な、Microsoft社がついに、企業戦略や事業戦略の変更に追い込まれた
当方は、顧客要望を無視し、企業エゴを振りかざし、唯我独尊の企業姿勢が先鋭な、Microsoft社を、事ある毎に、批判してきたが、その批判は当方のみならず、多くの企業の業務用途ユーザやCIO(IT役員)やIT評論家から殺到する事態になり、ようやく、事の深刻さを認識したMicrosoft社は、最近、企業戦略や事業戦略の変更に追い込まれている! 同社のAI戦略には投資家からも懐疑の目が向けられており、好調な決算発表にもかかわらず歴史的な株価の下落を招いた。→
https://xenospectrum.com/microsoft-windows-11-rebuilding-trust-2026-swarming-update/ 「不具合多発のWindows11、エンジニア集中投入で修復を表明:AI重視・広告主導戦略の見直しはMicrosoftの地に墜ちた信頼を立て直すのか」
【3】世界広しと云えど、顧客に背を向けて、顧客を無視した企業が栄えた試しはない
世界広しと云えど、顧客に背を向けて、顧客を無視した企業が栄えた試しはなく、早晩、衰退して消えている!
アサヒビールの中興の祖である樋口廣太郎氏は、販売不振の原因を探ろうと、自ら、全国の酒屋廻りをして、店主に聞き廻って、原因と対策を熟考した!
その結果、スーパードライと云うメガヒット商品で、見事、業績を回復させた!
樋口廣太郎氏は云う! 『商売の仕方、事業のやり方は、丁寧にお客様に聞くと、教えて下さる! 売る方は、その要望・期待に、ただ、答えればいいんです!』と・・・
【4】生成AIは、顧客ユーザが要望・期待したものなのか?
今、盛んに吹き荒れている「生成AI旋風」だが、これは、ITユーザがメーカ・ベンダーへ期待・要望したものではなく、WindowsOS戦略に行き詰まったMicrosoft社が、起死回生の目玉として、企業エゴで推進したものだ!
顧客ユーザが望まぬ、期待しない事業を無理筋で強行するとどうなるのか?
生成AIごとき、糞が、ゆうに原発1基分の電力を食い潰すなど、正気の沙汰ではない!
生成AIと云う、糞は、AIではなく、単なる深層学習手法の手段・方式に過ぎない!
生成AIは、単なる手法であり、体系付けられた科学技術分野ではないから、要件定義も設計も実装も試験・走行確認等の工業製品の工程や検証や製品サイクルには乗らず、出たとこ勝負・出来高勝負の品質保証出来ない代物(しろもの)の「糞」なのだ!
このまま推移すれば、「糞」の生成AIに踊らされた馬鹿ゾン(アマゾン)やグルグルパー(Google)は危険が危なく、踊らなかったAppleと、寸止めで中止したMicrosoftは、ギリギリ、セーフとなるのかも・・・
【5】既存ソフト製品を生成AIが駆逐すると云われているが本当か?/生成AIは何でも対応出来るオールマイティー製品なのか?(ソフトウェア・エンジニアの現場の声は?)
Q1.【生成AIへの御下問】
「生成AIは何でも出来るオールマイティー製品か?」
A1.【生成AIの御回答】
「いいえ、限界はあります。生成AIは「万能の知能」ではなく、「確率的に言葉や画像を並べるツール」です。
ちょっと笑えるが、何と!、「生成AIは、単に、トランプの七並べの如く、「確率的に言葉や画像を並べるツール」に過ぎない!」と答えたもんだ?!
下記の最近の報道に依れば、
『
投資家が一斉に脅威を認識したのは、相次ぐ低調な決算やAIモデルの進化、そしてAIスタートアップの米アンソロピックが法務業務の自動化を目的とする新たなツールを発表したことがきっかけだった。市場ではAIによる代替懸念を背景に、過去最大規模の株売りが発生。中でもSaaS企業への打撃が鮮明となっている。
ナスダック100指数の2日間の下げは昨年10月以降で最大となり、時価総額5500億ドル(約86兆3000億円)超が消失した。3日から始まったこの動きを、市場関係者は「SaaSpocalypse」と呼ぶ。ソフトウエアやデータ関連の銘柄は数千億ドルの価値を失った。
ソフトウエアおよびデータ分野で影響を受けなかった企業は殆どなく、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)やトムソン・ロイター、オラクルなどが軒並み急落した。
』
と云う。
→
・「なぜソフトウエア株は急落したのか、AIの進化が揺るがすSaaSモデル」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1697160eb2f87289c8179804c86b9f4077e5c674
◇【アンソロピックとは何か?/そのツールで何が出来るのか?】
アンソロピックは米OpenAIの対抗馬とされる有力AI企業だ。主力のAIチャットボット「Claude」を擁し、安全性と責任ある開発を掲げて評価を確立した。
同社はモデル開発に加えて、企業や開発者がAIを自社の業務やワークフローに組み込む為のツールも提供している。今回は同社の「業務自動化ツール」が市場の動揺を増幅させた。
中でも法務向けツールは、契約書のレビューやコンプライアンス管理などを自動化して、弁護士の事務負担を劇的に軽減するものだ。類似サービスは既に存在しており、アンソロピックのツールがなぜ懸念材料として際立ったのかは定かではないが、AIが今後も進化を続ければ、どの様なリスクがあるのかを示す「象徴」となった。あらゆる産業がAI中心のテクノロジーに駆逐される危険性を示唆している。
◇【生成AIって、何でも出来る優等生なのか?/限界は何?】
翻(ひるがえ)って、自動化出来ない業務は山ほどあるし、ソフト化のみならず、定量化さえ、おぼつかない業務の殆どが、暗黙知満載の「日本の物作り・職人芸」だ!
製品やサービスを幾ら、設計図やソフトや言葉で描いても、実際に業務やサービスを提供出来る製品(もの)が作れなければ、目的の業務・サービスは提供出来ない!
物作りでは、製造者の経験や感を反映させなければならず、製造条件の全ての要件・条件・要素を定量化・文書化して、生成AIに実装する事など、不可能だ!
ソフトウェアの製造に限れば、ソフトウェア開発者としては、AIはただのツールだ。アイデアを素早く試作するのには役立つが、本番用のコードに使うなんて事は絶対にない。AIを使ったコードレビューも、限られている。自分を完全に置き換えるには、まだずっと先の話だ。AIは「創造」出来ない。本質的にクリエイティブじゃないし、プロンプトが必要で、それから過去の作品を使って、そのプロンプトを解決する。ソフトウェア開発者は、開発のその部分には、やっぱり不可欠なのだ。
ソフトウェアのメンテナンスがソフトウェア開発者の仕事の大部分だ。バグとか新機能のリクエストが来るが、そこがAIの苦手なところだ。新しいのは作れるが、既存のコードベースに大量のコードを組み込むのは無理だ。そこが一番手助けが必要な所なんだが。
LLM(大規模言語モデル)って、基本的には前のトークン(トークンはだいたい単語のこと)の並びに基づいて、次に一番ありそうなトークンを予測してるだけだ。つまり、めちゃくちゃ便利で作業を早くしてくれるが、根本的にインテリジェントじゃないし、信用出来ない。コードを書いたり、デバッグしたりするのにいつも使ってるが、少なくとも20%くらいの確率で、問題に対するアプローチが根本的に間違っているから、怖い。
ソフトウェア開発者の時間の殆どは、コードを書く事に費やされない。コードを読んだり理解したり、デバッグしたり、アーキテクチャを決めたり、ステークホルダーが実際に何を必要としているのかを考えたり、とか。こんな事は、生成AIはやってくれないし、出来ない!
AIの事とか、コーディングがどれだけ自動化されるのかっていつも質問して来る人達って、大抵の場合は、ソフトウェアエンジニアじゃないし、自分でコード書けない。ただ見出しを読んでるだけで、傍観者として、投資家として、「熱心な生成AIファン」と云う感じで、何が起こるのか興味津々って感じなだけだ!
コンパイラが、ソフトウェア開発者の必要性をなくすって言われた。
次に、ビジュアルフレームワーク。
それから、コードジェネレーター。
でも、ソフトウェア・エンジニアは、まだ、ここにいる。
今度は、生成AIが置き換わるとな?
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