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2026年05月22日09:33

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雨が降ります

梅雨ですか?
涼しくていいけどね、外で活動するのがちょっと億劫。

   あめがふります あめがふる
   あそびにゆきたし かさはなし
   べにおのかっこも おがきれた


小さい頃、この歌が好きだった。
多分、童謡とはいえ哀感のあるメロディと情緒が好きだったんだと思う。
子供だから、ソプラノだったしね。
マイナー調の高音を伸ばすのが気持ちよかった。

ふと雨の景色から、思い出してみると、
これ絶対に白秋だわ。

北原白秋は、童謡のような小銭稼ぎもとんでもなくやっているので、
適当に言っておけば、だいたい白秋に当たるわけだけど、
この「あめがふります」に関しては、
濃密に漂う白秋の匂いがある。

そこで、この歌詞続きがあるはずだと気になったので、調べてみると。

     雨
     作詞:北原白秋 作曲:弘田龍太郎
      1919年(大正8年)発表。

     雨がふります 雨がふる
     遊びにゆきたし 傘はなし
     紅緒(べにお)の木履(かっこ)も
     緒(お)が切れた

     雨がふります 雨がふる
     いやでもお家で 遊びましょう
     千代紙(ちよがみ)おりましょう
     たたみましょう

     雨がふります 雨がふる
     けんけん小雉子(こきじ)が
     今啼(な)いた
     小雉子も寒かろ 寂しかろ

     雨がふります 雨がふる
     お人形寝かせど まだ止まぬ
     お線香花火も みな焚(た)いた

     雨がふります 雨がふる
     昼もふるふる 夜もふる
     雨がふります 雨がふる


そうだこんな歌詞だった。
昔見たような気がするが忘れていた。

ぽっくり、人形、線香花火。
まさに白秋の色。

今では街中にキジの声はしないだろうが、
もともと平地性のトリなので、民家周辺にいてもいい。
大正だしな。
ケンケンとそっけなくなんとなく物哀しく。
けんもほろろとキジは鳴く。

雨は降り止まぬ。
しとしとと、時が停止した世界を雨は降り続ける。


ちなみにだが、
「あめふり」(あめあめふれふれ)も白秋。

ピッチピッチチャップチャップランランラン♪
母への想いが溢れている。








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