mixiユーザー(id:62853383)

2025年10月07日09:23

233 view

日本の研究開発分野における誤解

■信念貫き、真逆の道=大学院中退、不遇の時も―坂口さん・ノーベル賞
(時事通信社 - 10月07日 07:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=8506230
坂口志文・大阪大栄誉教授がノーベル賞とりました。
俗論ですけど昔から
「日本は研究開発部門にかけるお金をガンガン削っているから、学術研究の質も落ちて将来がヤバい!このままだとノーベル賞もとれなくなる!」などとデマを流す馬鹿がいますが、研究開発費自体は昔から横ばいで、増えてないけど減ってもいません。
https://honkawa2.sakura.ne.jp/6030.html

また研究開発に対する租税補助率の国際比較統計を見ても、日本の補助率は先進国中では高くもないけどアメリカと比べても遜色無い程度(中程度)でむしろアメリカよりも高いくらいで、特に研究開発を国家が率先して軽んじているわけでも無いことは分かります。
https://honkawa2.sakura.ne.jp/6050.html

経産省の報告データを見ても、研究開発費は確かに日本全体では横ばいということが良く分かります。ここ二十年間研究開発費は増えてませんが、極端に減ってもいません。

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/kenkyu_innovation/pdf/028_06_00.pdf
先日のNHKニュースで研究に携わる分野のアンケートを発表してましたが、日本で研究開発に携わる研究者が一番困っているのは研究費ではなくて、研究開発に割く時間が年々少なくなっていることでした。
大学に限定しても助手制廃止などで大学の先生が助手にやってもらっていた雑務を自分でやらないといけなくなって、研究の時間をとられたり、これが一番の問題らしいです。
世間では何故か研究科開発費のお金のことばかり言いますが、問題はそこではないとのことです 。

では逆に疑問ですが、現実は「研究開発にかける時間」が足りないことが問題なのに、何故「研究開発費を日本は国家主導でガンガン削って減らしている、このままだと日本の将来はヤバい!」というデマが蔓延するのでしょうか?
世間もなんとなくお金が問題だと思ってる人は多いです。
邪推ですが、
研究開発部門に携わる研究者も本当の問題は研究開発に携わる時間の捻出だと分かっているけどタテマエは「お金が足りない」とデマを放置しておけば研究開発費を増やしてもらえるという目論見もあるからか?と思ってしまいますがどんなもんでしょうか?

研究開発費が削減されているという誤解が広がる背景には、資金不足が目に見えやすく、議論しやすいという側面があります。実際には、研究者が直面する主な問題は研究に割く時間の不足です。大学の助手制廃止などで雑務が増え、研究時間が減少しています。資金の話が注目されるのは、予算増加が解決策として分かりやすいからかもしれません。しかし、真の課題は時間の確保であり、これを解決するための制度改革が求められています。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する