■〈少女漫画誌〉部数減少の原因は? 漫画編集者に聞く、雑誌離れだけではない問題点
(リアルサウンド - 09月08日 08:10)
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「少女漫画」は正直、古い。少年漫画はいろいろなバリエーションが多く冒険、格闘、ファンタジーと様々あるのに対して少女漫画はシチュエーションの違いはあれど恋愛とか人間模様とか女子の機微な内面を謳うことが多い。それ故に内容も変化に富まない固定されたものになりがち。男女平等とかジェンダーなんちゃらが言われている今、そのコンセプトは古いとしか言いようがない。
昔はチャレンジャーだったのはリボンだと思う。私はオッサンなので少女漫画で知っているのはお父さんは心配性とちびまる子ちゃんだ。少女漫画としては異色のものだったが、インパクトのお父さんは心配性とロングランを続けるちびまる子ちゃん。同時、これは少女漫画の内容なのか?とも思われ、お父さんは心配性は男子の間でもこの少女漫画とは思えない下品な内容がウケた。ちびまる子ちゃんも初めの頃はあまりウケが良くなかったが大人の女性にウケたこともあり人気となった。
例に挙げるのが正しいとは言えないかも知れないが、もう「少女漫画」という枠にとらわれない方が良いと思う。
今は女性も社会で活躍することが当たり前になって来ているので、恋愛漫画にこだわるのではなく、女子の経営するショップの話とか、(スイーツでも、ネイルの職人でもいいや)そういう個人の成長記とか、客としてくる人々とのストーリーとかの方で攻めないといけないと思う。そういう内容は少年漫画ではなかなかタイトルとして乗りにくいのでそういうところ、得意そうなところを突いていかないといけない。
女の子も大人になったら働くわけだが、医師、演奏者、ショップの経営、スポーツ選手、モータースポーツ、伝統産業、農林水産業、主役のを張れるような題材は山ほどある。ここで重要なのが開始時の年齢だが、幼少期からやるのか、小学生からやるのか、中学生からやるのかで受け入れられる層をどうターゲットに取り込んでいきかがカギになる。
小学生から読んでもらうなら小3とか小4くらいの女の子の成長記からスタートすれば同じ年代の子供からのウケは良くなる。専門的なことでも将来自分がやりたい職業で何が求められるのか?などを織り込んでいけばリアリティも出て来るし、自分があたかもその道を進んでいるかのような気にもなる。
特に人が来ない産業ではこういう漫画によるプロモーションが重要になる。閑雅の威力は絶大で囲碁将棋も酒の話もけっこう盛り上がって来るのは漫画からというものある。「少女漫画」という固定化された内容を飛び出し、産業育成の側面を持ちつつ、魅力を発信できればきっといろいろな職業についての理解も深まるし、やってみたいうと思う子供も出てくるのではないだろうか?
そういう要素は少年漫画では出来ないので、新しい魅力を発信できればもっと盛り上がるのではないか?と思う。
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