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2023年10月17日16:17

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ALS患者の自己決定

■ALS嘱託殺人、元医師に懲役6年求刑 弁護側は無罪主張 京都地裁
(朝日新聞デジタル - 10月17日 14:46)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7600858


 この元医師のした行為は、安楽死でも尊厳死でもない。安楽死というのは、ガンなどの末期患者を、その病気による苦痛から逃れさせるために他者が死の手伝いをして死なせること。ALSは、身体の痛みとかそういう症状なはく、筋力がなくなり何もできなくなって死ぬという病気だから、生きることに絶望的になったり、他人の力添えなしにはなにもできなくなることに対する、屈辱感で死を望むようになるということだろうから、安楽死ではない。
尊厳死とは、死期が迫っている患者などの延命治療をやめて、その状態で自然死を待つこと。この医師は延命治療をやめたわけではなく、積極的に死を招致したのだから、尊厳死でもない。
 ちなみに、安楽死も尊厳死も、現行法上合法化されていない。共に、殺人罪、嘱託殺人罪、同意殺人罪等に問われる可能性がある。

 この元医師の行為は、ALS患者から頼まれて殺したのだから、嘱託殺人罪なんだろう。
 そこで思ったことは、生きる希望をなくした人は、動けるなら、自殺という手段はある。しかし、ALS患者は、生きる希望をなくしても、自殺できない。動けないからだ。このような状況というのはまさに生き地獄ではないだろうか。
 他人に頼んで死ぬという選択肢は認められるべきだとは思わない(というよりわからない)が、議論の余地はあるだろうと思う。
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