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2023年01月22日23:09

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12勝3敗にはなったが、「上位力士(大関以上)こそ土俵の主役」ということを身をもって示した「たった一人の上位力士」の15日間。

■大関貴景勝が3度目のV、琴勝峰との相星決戦を制す 大相撲・初場所
(朝日新聞デジタル - 01月22日 17:41)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7271088
大相撲一月場所千秋楽、三敗同士の相星決戦となった結びの一番で大関貴景勝が前頭十三枚目琴勝峰を左からの掬い投げに退け、令和二年の十一月場所(東京開催)以来となる3回目の優勝を果たしました。この一番、立ち合い大関が突き放して圧力をかけ、左を差しての掬い投げで勝負あり。所要時間僅か3秒6で埼玉栄高校の3年後輩を一蹴、賜杯を手にしました。八角理事長(第61代横綱北勝海)は大関の左差しについて「差したというより差してしまった」と本来の突き押し相撲の展開ではないことに言及、その上で「でも前に出ている。前に出ての投げだから。その前に体も崩れた」と評していましたが、三敗に後退してからの十三日目以降の三番で「これぞ大関の相撲」を見せつけた印象がありますね。
八角理事長は、その貴景勝の15日間の土俵について「大関一人で15日間、ずっと結びの一番を取った。相当のプレッシャーの中、価値ある優勝、今までで一番の優勝だろう。最高の評価。1人で協会の看板を背負ってよく頑張った」と総括、今後、つまりは横綱を目指すための課題として「立ち合いの厳しさをもっとつけて」としていました。
表彰式での館内インタビューでは、「結婚してから初めての優勝なのでうれしいです。調整に失敗したり、星が足りなかった。悔しい思いをしていたのが報われました。」とまず語り、続けて「土俵に上がったら自分が闘うしかない。でもそこにはいろんな人の支えがあると思って土俵に上がった。」と語りました。
やはり、1横綱1大関の番付となり、かつ横綱照ノ富士が休場して「唯一の上位力士」として土俵に上がった貴景勝であり、それについて「期待してもらうのはありがたいと思って土俵に上がった。「大関」という地位は勝たないといけない。そういう意味では、辛いとか頑張らないといけないと思っていたが、だれもが上がれる地位ではないと思い、頑張ってきました。15日間の勝負。日々、精神が強い人が成績を残せる。それを切らさないようやってきた。」と答え、3回目の優勝となったことについて「義理の父、北天佑関の記録(主に昭和末期に活躍した元大関、優勝2回。後に二十山親方、1960〜2006)を超えられたのでうれしい。もっと謙虚に頑張っていきたい。」と答えていましたが、先頭が日に日に変わる今場所の賜杯レースの中で、自分、つまりは唯一の大関こそが「場所の主役」だということを身をもって示したことが、このインタビューで分かったと感じました。
さて、三賞ですが、殊勲賞に「今日勝つこと(つまり、優勝すること)」を条件に琴勝峰、敢闘賞に琴勝峰と「今日勝つこと」を条件に十四日目まで賜杯レースに絡む活躍をしていた前頭八枚目阿武咲、技能賞に小結霧馬山が選ばれましたが、阿武咲は関脇豊昇龍相手に叩き込みを見せるも物言いがつき、髷掴みの反則を取られて敢闘賞ならず、左足負傷の豊昇龍は楽日給金直し。また、唯一優勝決定戦となった序ノ口では6勝1敗で並んだ3力士による巴戦の末、モンゴル出身で東十一枚目の風の湖(19歳、押尾川部屋)が琴佐藤を寄り倒し、岡野を寄り切りに仕留めて優勝を決めました。
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