っというわけで、またまた昨日の続きを。
富山駅へ戻っても、まだ荷物を回収しません。
昨日買った富山→越中八尾の乗車券と自由席特急券を持って、あいの風とやま鉄道の改札を抜け、
こちらに乗り込みます。
遠からず引退するキハ85系ですが、実は乗るのは初めて。
でも多分このままお名残乗車になってしまいそうな
実際乗ると30年以上前の車両と思えない乗り心地で、座席も良く、
短時間で降りてしまうのがもったいない列車ではありました。
(なお、越中八尾で指定席から出張風の方が4人も下車)
越中八尾駅は、昨今新幹線駅や都内の駅でさえあちこちでみどりの窓口が閉鎖されて、「話せる券売機」とかいうあまり使い勝手が良くないものに取って代わられているにもかかわらず、
委託駅ながら7時台から19時台まで乗車券類を販売。
せっかくなので、こちらで帰りの分を買うことにしました。
さて。
駅前には富山市八尾・山田コミュニティバスのポールが何本かあるのですが、
外様になる南砺市なんバスの乗り場が見当たりません。
駅前でも違う場所からかな、と思って、先ほどの駅員さんに聞いたら、
わざわざ中から時刻表を持って出てきて、
「時間になるとこの辺に停まっているんですがねぇ……南砺市と書いてあるのですぐ分かると思うのですが」
と。
そうこうしているうちに時間が近付いてきたら、
件の南砺市なんバス「利賀八尾線」が姿を現しました。
残念なことにハイエース
まあ、直近の富山方面から来る普通列車が着く前に姿を現して停まっているからそれでいいのでしょうけど、
写真を撮らせていただいた時に気付いたのですが、富山市コミュニティバスの2番乗り場の裏に南砺市の時刻表が……。
昨日デマンドの予約をした際に「天竺温泉行くなら当日八尾駅で運転手さんに言えば大丈夫」と言われたので、その旨告げると、帰りの手配をすぐしていただきました。
結構アバウトなんですな
直近の列車からは誰も乗り換えて来ず、私ひとり乗せて出発。
おわら風の盆(今年は開催するそう)の時は10万単位の人が小さな街に押し寄せる八尾中心部の狭い道を抜け、南砺市旧利賀地区へは国道471・472号線を経由していくのですが……
ダム湖のあたりを過ぎてから道が豹変。
たまに縁石があるだけで、ガードレールすらない狭隘路に。
このハイエースでも結構スリリングな道が続きます。
利賀地区の観光サイトで、富山市内から来る場合はこちらを通らず、井波方面から入ったほうがいいとこちらを推奨していないわけが分かりました。
富山市内中心部ではもう桜満開だったのですが、南砺市利賀地区へ入るとまだまだ雪が多く残る風景が続きます。
1時間近くハイエースに揺られ、天竺温泉に到着。
天竺温泉だけデマンド運行なので、私ひとりのために走ってくれたようなものです
こちらは2食付で宿泊できてシングルルームも用意されている施設なんですが、
日帰り利用は棟続きのこちらになります。
料金は600円とまあ普通で、檜風呂と岩風呂があって、男風呂は今日は檜のほう。
なかなか立派な施設なのですが、誰も来ていないので、露天風呂と内風呂をひとりで満喫しました
お昼は宿泊棟のレストランへ。
日帰りの方で番をしている方に案内されて、厨房に「お客さんが来たよ」と声を掛けています。
この時1人のお客が風呂に入っていたらしくて、他にお客がいないので。
利賀地区は「そばの郷」として知られているそうで、やはりここに来たからには利賀産そば粉を使用した二八そばの手打ちそばを戴かないわけには参りません。
そば湯も付いてきて、なかなか美味しかったです。
会計の際、ホールの方に「今度料理長が代わったので、GWからメニューを大幅に増やして、宿泊の食事もリニューアルする。昼食は唐揚げ定食など限定メニューも出すつもり」と言われたので、多分私は何かのレポーターだと思われたのかもしれません
(まあ『秘境路線バスをゆく』という本のネタにしようと訪れたのですから)
それにしても……3時間滞在した中で、お客の気配が件のひとり(風呂に入ってすぐ帰っていった)しかないというのは初めての経験でした。
実質これだけの施設を貸切状態
風呂のそばに畳敷きの休憩スペースがあるほか、この24畳の大休憩室もあって、
食事から帰ってきたら1時間以上この部屋を独り占めしました。
こんな状態ですので、あのあたりへ訪問する機会がありましたら、どうぞ天竺温泉でお金を落としてなんか食べて行って下さい。(水曜日定休)
というか、観光施設は他にありますが、他に観光客が時間を潰して食事までできる施設はここくらいしかないと思われますので……。
その後は八尾〜富山と戻って帰るだけですが、
その話はまた後日。
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