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2022年01月22日22:49

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「見ていてください」の御嶽海、本割で決めることはできるのか。

■3兄弟、同じ日に勝ち越しのミラクル! 「うれしい」夢の記録へ前進
(朝日新聞デジタル - 01月22日 17:57)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6822723
大相撲一月場所十四日目、二敗で賜杯レースの先頭を走っていた関脇御嶽海は西前頭七枚目の宝富士を送り出しで制した一方、同じ二敗で並走していた横綱照ノ富士が結びの一番で西前頭六枚目阿炎の押し出しに屈して三敗となり、再び御嶽海が単独トップとなりました。打ち出し後に発表となった明日の千秋楽の対戦は、照ノ富士と御嶽海が結びで顔が合い、阿炎が関脇隆の勝を上手投げに仕留めた東前頭十四枚目の琴ノ若と三敗同士の割が組まれたため、結びの一番で御嶽海が勝てば13勝2敗で三度目の優勝、照ノ富士が勝てば12勝3敗で並ぶ照ノ富士、御嶽海、阿炎と琴ノ若の勝者の3人による巴戦で今場所の賜杯の行方が決まります。
さて、今日の御嶽海は西前頭七枚目の宝富士が対戦相手。ここまで9勝4敗の星、そして御嶽海にとっては楽ではない相手であることも然ることながら、部屋の横綱照ノ富士の援護射撃と言うミッションを果たすことも期待される宝富士と言うことで、期待が集まった一番でしただが、立ち合い、御嶽海が鋭い踏み込みで先手を取ると、左差しから右の押っつけ、さらに右を覗かせ押し込んで深く差し、宝富士の廻しの結び目近くを掴んで圧力をかけて後ろ向きにさせ、送り出しで勝負あり。取組後、「普通に自分の相撲を取ることだけを考えた。そして、自分の相撲で勝った。それだけです」と振り返り、直近7連敗と合い口の良くない照ノ富士戦が有力と見られていた明日の一番について、対策について問われた際には「明日、見ていてください」とコメント、自信を示していました。
その御嶽海について、協会の八角理事長(第61代横綱北勝海)によると、今日の一番を「御嶽海はいい当たりをしたから流れが良かった。土俵際も落ち着いていた。慌てて出て行かないで、もう一度立て直した」と評価。その上で、賜杯レースで単独トップの12勝に乗せたここまでの活躍について「大関は一人が休場、一人が負け越す中、立派ですよ。プレッシャーがかかる中で力を出している」とコメント、その存在感の大きさを高く評価していました。
一方、今日の幕内後半戦の審判長だった藤島親方(審判部副部長:元大関武双山)は、御嶽海について「迷わず前に出ている。安定感が増している」と評価した一方、ここまで「直近三場所三役で33勝」とされる「大関昇進への目安」にあと1勝(昨年九月場所9勝、十一月場所11勝、今日時点で今場所12勝)と迫っている今日の状況から現時点での昇進の可能性についてを問われると、「分かりません」と、明言を避けていました。場所前、伊勢ケ浜審判部長(第63代横綱旭富士)が全勝優勝なら昇進の機運が高まると示唆していましたが、やはり、過去2回関脇で優勝しながら先が続かず「期待を裏切る」と評され、今場所が初の「三役として二場所連続二桁」であると言う点がネックとなっていると見ているようで、そこが“「あの」御嶽海だから”なのでしょうね。明日の横綱照ノ富士戦が注目ですが、勝負が決まり軍配が上がった際に右足に力が入ったようで、勝ち名乗りから花道を引き上げる際にやや気にしていた素振りを見せていたのが気になるところです。
一方、結びの一番の横綱照ノ富士は、昨日御嶽海に敗れ三敗となった西前頭六枚目の阿炎と対戦。阿炎の徹底した喉輪攻めをまともに受けて押し込まれ、右に往なされ横向きにされ、振り向く暇もなく押し出しに屈し、勝負あり。関脇御嶽海の単独トップを許し、阿炎に金星(平成30年七月場所の鶴竜戦以来三度目)を供給する一番となりました。取組後、勝った阿炎は「今は頭が真っ白。夢中でとったんで。当たったところまでしか覚えてません。先場所同様、胸を借りるつもりでした」とコメントしましたが、立ち合いから横綱を優位にさせずに取りきった一番だけに、相星で当たる明日の琴ノ若戦(幕内7番目)が注目となるでしょう。
その東前頭十四枚目の琴ノ若は、関脇隆の勝との対戦に抜擢。立ち合い、互角の踏み込みから隆の勝に攻め込まれながら土俵際で回り込み、逆転の上手投げ。「しっかり体が動いてくれた。自分のやることは変わらないので、ただ思い切っていくことだけ考えていた。向かっていくだけだったので、気持ちを強く持っていけた」との取組後の弁ですが、祖父が第53代横綱琴桜、父が師匠でもある元関脇琴ノ若(佐渡ヶ嶽親方)と言う血筋の大器が、優勝の可能性のある一枠を阿炎と争うことになりますね。
その他。昨日負け越しが決まった大関正代は東前頭六枚目の豊昇龍と対戦、投げの打ち合いで正代の掬い投げに軍配が上がるも物言いがつき、同体で取り直し。取り直し後の一番では顔面から落ちて額から血を流しながら臨んだ豊昇龍に差し手を躱され動き回られ、喉輪で突き起こされて左差しを許し、寄り切りで九敗目。明日の千秋楽は千代翔馬との対戦となり、上位(横綱、大関)同士の対戦が一番も組まれぬまま、千秋楽を迎えることになりました。
また、記事にもあるように、「大波三兄弟」こと東前頭筆頭の若隆景(27歳、三男)が千代丸を寄り切りに退け、新入幕の東前頭十五枚目の若元春(28歳、次男)も翔猿を寄り切りに仕留めて共に8勝6敗で勝ち越し、東幕下十七枚目にいる若隆元(30歳、長男)も霧の富士を押し出して4勝3敗と、三兄弟揃って勝ち越しを決めました。
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