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2021年12月26日09:09

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Licorice Pizza

昨日封切りの新作、Licorice Pizza。クリスマスは映画、というアメリカ非クリスチャンの伝統に従って、昨日はAFIで70�个�Previewというので観てきたんだけど。



予告編を見るとさ、主人公のデブが子役の俳優、ってのはわかったんだけど、他のストーリーがちょっとわからなかった。で、観たら、15歳の子役とハリウッドで女優の仕事を得たい25歳の女のラブストーリー考えてる顔 なんかこんなことお話にしていいのか?とも思ったけど、それよりなにより、主役のパンツムチムチのおデブちゃんがどうやっても15歳に見えない。学校シーンも最初だけで殆ど出てこないし、友達はみんな15歳らしくガリガリに痩せてて子供の顔なのに、主人公はムチムチしてて(しかも筋肉じゃないのでそそられない)、もうすぐ禿あげる?って感じの髪型とオデコがまん顔 女優と同じ年位にしか見えないので変。しかも、15歳の子供が粋がっていろいろやるんだけど、「不意を突かれた時にフッと出るナイーブさ(日本語の意味で。英語だとVulnerabilityって感じ?)」が全然なくって、終始粋ってて。まぁ、映画の中で無免許で運転するとかCoolだと証明するために煙草吸ったりする場面もあるのでその為に本物の15歳じゃなくって、成人を使ったんだろう、ってのはわかるんだけど、なんでこんなジジィ俳優?20歳位でももっとおぼこくって、子供に見える俳優はいなかったの?って思ったのよね。

で、このクーパー・ホフマンっていうのは、フィリップ・セイモァ・ホフマンの息子で、今18歳。え?18歳でこの老けよう?って思ったけど、まぁ、アメリカ人ならあり得るかもね、とは思った。高校生フットボール選手であまりにおっさんなのでできるかも?って思う子、いるものね。ということは、これはアメリカによくある縁故主義で、「11歳の時にお父さんがドラッグで亡くなってかわいそうだから、彼が18になったら出られる映画を作ってあげよう」って感じ?これは監督がポール・トーマス・アンダーソンで、常連としてフィリップ・セイモァ・ホフマンを使ってたので、家のパーティで子供のころからこのクーパーのことを知ってて、って可能性もあるわよね。ホント、アメリカって縁故の社会。で、ヒットして監督の名前を世に知らしめたブギーナイツの焼き直し版、1970年代のバレー(サンフェルナンドバレー)でうごめくハリウッドの周りの人間を描いた映画にしたかったのかしらね?でもブギーナイツのエッジーさには及ばず。扱う題材が高校生だからポルノ業界を扱ったブギーナイツとは全然面白さが違うわ。

アタシが観にいった理由は予告編でみる風景が1980年最初にアメリカに来た時の風景と似てるので、その時のアメリカはどうだった?って興味で観に来たんだけど、映画の舞台は1973年、オイルショックの最中、ニクソン大統領、ベトナム撤退以前、なのでアメリカのサイキはかなり変わったはずなので、同じような風景でも違うのかもしれない。でも、この主人公の「どんなことをしても自分は結果に責任を負わなくっていい」感、ずっごく嫌いだわ。ブギーナイツではマーク・ウォーバーグ扮するデカチンポルノスターがバートレイノルズの監督に反乱して落ちぶれてく、という「自分の行動に対しての結果」というナラティブがあったけど、この映画では高校生、自分でウォーターベッドのビジネス起こして失敗しても、顧客の家でウォーターベッドの水をぶちまけて家を台無しにしても、ハリウッドの俳優が酔っ払って街の商店のウィンドウ壊しても、何も起こらない。映画の題材だけど、一般的アメリカ人の感覚、「何しても自分には関係なくって結果がどうなっても知らん。だって、オレ、責任負わなくっていいもの」って感?すっごく嫌いぷっくっくな顔
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