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2021年08月03日03:45

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コロナの経過や自宅療養の注意点 発症後7〜10日が分岐点か?

■感染急増地域、入院は高リスク患者のみに 政府方針
(朝日新聞デジタル - 08月02日 21:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6615092

主な症状としては呼吸器症状(せきや呼吸困難など)、発熱・悪寒、筋肉痛が起こり、さらに場合によって、吐き気・下痢、味覚・嗅覚障害などが現れることがあります。

典型的な経過としては、8割の方は発症してから7日間ほどは軽症のまま過ごし、そのまま治癒していきます。しかし残り2割の方は7〜10日間ほどで次第に呼吸器症状・肺炎症状が悪化し、入院治療・管理が必要となる場合があります。つまり発症後7〜10日目あたりが、回復するか悪化するかの「分岐点」ということです。ぜひこの点を頭の片隅に置いておいてください。

重症度を測る「酸素飽和度」という理念

COVID-19の重症度は▽軽症▽中等症1▽中等症2▽重症――に分類される。

重症度を測るときに重要な指標の1つが「酸素飽和度(SpO2)」です。酸素飽和度とは、心臓から全身に運ばれる血液内のヘモグロビンにどのくらい酸素が結合しているかを、皮膚を通して調べた数値です。パルスオキシメーターという小さな機械を指にはめることで、酸素飽和度を即座に測定できます。

酸素飽和度は、一般的には96〜99%が標準値とされます。一定以上低くなると十分な酸素を全身に送れない状態(呼吸不全)になっている可能性があり、適切な対応が必要です。

重症度分類においては酸素飽和度が96%以上で軽症、93%よりも高く96%未満(呼吸不全なし)の場合は中等症1、93%以下(呼吸不全あり)であれば中等症2と判される。

留意したいのは、パルスオキシメーターの数字には数%の誤差が生じる可能性があるという点です。たとえば指先が冷たく血液循環が悪い状態や、マニキュアなど爪の装飾をしているとき、爪の病気がある場合などは誤差が生じやすいです。そのため、COVID-19の重症度分類では誤差を考慮した数値が設定されています。

PCR検査「陰性=感染していない」ではない?
PCR検査の解釈には注意が必要で、「陰性=感染していない」と断定できるわけではありません。仮に結果が陰性であっても、出ている症状によっては引き続き感染症の疑いを持って対応する場合もあります。

実際にこれまでの調査で、初回PCR検査では陰性だったのにその後数回PCR検査を行って初めて陽性が出たケースが複数確認されました。このようにPCR検査が陰性でも感染している可能性があること、あくまでも現場での総合的な判断に基づき対応していることを知っていただきたいです。

ちなみに、感染の流行期すなわち検査前確率(検査前に考えられる陽性率)が高いときには、PCR検査の結果が陽性であればCOVID-19とほぼ確定できますが、陰性の場合は「COVID-19疑い」となるケースがあります。

自宅・ホテル療養で注意すること
PCR検査でCOVID-19と診断された場合には、その方の健康状態や社会的な背景を考慮し、医療機関に入院するか、自宅療養もしくはホテルでの療養という選択肢を考えます。

状態が悪化した際にすぐに対応できるよう、自宅やホテルで療養される場合にも健康観察を怠らないことが重要です。千葉市保健所が設定している健康観察の主な項目は▽体温▽酸素飽和度(原則40歳以上)▽自覚症状(せき・呼吸困難など)▽全身状態(水分摂取が可能かなど)――です。

酸素飽和度が93%以下(重症度分類の中等症2)、呼吸困難などの症状が悪化、水分摂取が困難になってきた場合には、入院による治療が必要になる可能性が高いです。

先ほどご説明したように発症7〜10日間くらいが分岐点で、その時点で症状が悪化していなければほとんどの場合は問題ないでしょう。ただし自宅・ホテル療養の間に、熱が下がらない・呼吸器症状がよくならない・水分摂取もつらいなどの状態になった場合は、迷うことなく保健所に連絡しましょう。すぐに入院調整が必要な場合がございます。
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