■黒人男性、また警官が射殺
(朝日新聞デジタル - 10月07日 10:28)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6259012
過去にミネアポリスで起きたような事件、丸腰の黒人が白人警官に殺されるというケースがどのくらいアメリカで起こっているのかを、いろいろなメディアの報道ベースに調べてみました。そうすると、毎年平均して100人以上の丸腰の黒人が警官に殺されているのです。丸腰ですよ、今回のケースは警官から奪ったテーザー銃を向けたということですが。場合によっては、黒人だから殺されたのではないだろうかということが窺えるようなケースが毎年発生していて、それが土壌になっているのです。そこにミネアポリスの一件があった。動画がSNSで拡散されたから、ということが前提になっているのですけれども、あれで火がついてしまった。通常はこのような土壌がなければ、いかにアメリカでもあの一件だけで暴動が起きることはなかったのだろうと思います。日常的に全米でそういうことが繰り返されていたからこそ、発火してしまったのではないかと思われます。
この種の事件によって起こる抗議活動が、数年に1回繰り返されるのは、そういう事情があるわけです。
ただその一方で、警官が理不尽に命を失ってしまうというケースも多々あります。だからそのバランスですよね。警察官の命を守るというところと、市民、特に黒人の人権をいかに守るのかというところのバランス。非常に難しい問題が突き付けられているのだと思います。
そこには銃社会というものが1つ絡んで来る事が事実なのです。
それと差別という問題でしょうね。1950〜1960年代の公民権運動から始まって、黒人の差別問題について、アメリカ社会は相当な努力をして来ました。イリノイ州の州都であるスプリングフィールドは、もともとリンカーン大統領が弁護士時代にその活動をしていて、そこから大統領選挙に出馬したという、黒人差別にアメリカ社会がきちんと向き合って行こうという原点になった都市です。そこには全米から子供たちが修学旅行や社会科見学で訪れて、差別という問題について勉強して行こうという場になっています。そういう努力が繰り返されていても、なお残る差別という問題。アメリカ社会が抱えている病巣と言えるでしょう。人種差別という問題について、もちろん簡単ではありませんが今後どう乗り越えて行くのかというところが問われてきます。
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