松岡充、愛車炎上を報告「数分の間に白煙が黒煙に」
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ネット上には、「フェラーリやランボルギーニはだいたい燃える」「乗るのはバカ」といった書き込みもあるが、やはりイタリア車は燃えやすいのか?
実は車両火災は、近年も年間約4000件も発生している。うち、イタリア車がどれくらいを占めるのかは、統計がないので不明。ただ、消防庁によって、全体の損害データは公開されている。
車両火災の状況(平成28年度)
出火件数 4,053件
死者数 126名(うち放火自殺者70名)
負傷者数 203名
損害額 19億9786万円
火災原因は、「排気管」が16.8%、「放火」が10.9%、「配線」が9.7%、「たばこ」が3.9%、マッチ・ライターが2.4%、「不明」が56.4%。
「不明」の多さは、車体が燃えて原因がわからなくなるからだろうが、判明した原因のうち最も多いのは、排気管に漏れた燃料がかかったり、可燃物が触れて炎上した形である。
ただし、損害額約20億円を件数で割ると、1件あたりわずか50万円!
つまり、「炎上するのは主に、古くなって価値の低下した中古車」ということだ。フェラーリやランボルギーニがだいたい燃えていたら、損害額は2ケタハネ上がるはず。
この著者は24年間の通算でフェラーリ11台、ランボルギーニ1台、マセラティ1台、アルファロメオ2台、ランチア2台、フィアット2台、合計19台のイタリア車を所有してきたが、まだ炎上したことはなく、周囲で「燃えてしまった」という話も数件しか聞いたことがないらしい。
確かにイタリア車は、他のクルマより若干炎上しやすい傾向はあるだろう。
たとえば伝説的スーパーカーであるランボルギーニ・ミウラは、キャブレターの構造上非常に出火しやすく、リヤカウルがまだ一度も燃えていない車両は希少とされている。私がかつて取材したオーナー氏は、「4回出火しましたが、消火器を常備しているので、すべて損害軽微のうちに消し止めました」と語っていた。
ミウラが燃えやすいのは間違いないが、その他のイタリア車が燃えやすいという話はあまり聞かない。聞かないが、ちょっと古いイタリア車がオイル漏れしやすいのは確か。私が乗っていたアルファ147は常にオイル漏れしており、半年でオイルが1リットルづつ減っていた。しかしこれは、イタリア車にすれば生来の小さな不具合で、直そうとしても難しかったので、オイルを注ぎ足しながらそのまま乗っていた。
オイルはそう簡単に火がついたりしない。炎上事故になりやすいのは断然燃料漏れだ。ちょっと古いイタリア車はゴム類の劣化が早く、燃料漏れも若干起きやすい傾向はあるかもしれない。
ただそれも「若干多いかも」といったレベルで、イタリア車は炎上しやすいというイメージができあがったのは、それがニュースになるからだ。
イタリア製の高級車が炎上したというニュースは、「やっぱり!」「自業自得だな」というニュアンスで、多くの国民の期待に応える事件なのです。
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