久しぶりに地元のシネコンで、映画を日本見てきました。
最初が是枝裕和監督の「真実」。
是枝自身の脚本・監督なのですが、なぜか舞台はパリ。出演者も日本人が一人もいない、っていうかCatherine Deneuve, Juliette Binoche, Ethan Hawkeというフランス映画界のスターとハリウッドのスターが出演。
さすがカンヌで賞を取ると出演者が一挙に豪華になるんですね。
母と娘の対立っていうことはおぼろげに聞いていましたが、その他のことは一切知らず、見てきました。
母と娘の対立の映画といえば、40年近く前に見たIngmar Bergman(彼の日本語表記はスウェーデン語風にベルイマン)監督の「秋のソナタ」での国際的ピアニスト役のIngrid Bergman(彼女の日本語表記はなぜか英語風にバーグマン)とその娘役のLiv Ullmannの対決を思い出して、結構あれは見ていてつらいものがあるので、覚悟していったら、全然生ぬるくて肩透かしを喰らいました。
考え見れば、海外経験のさほどない是枝氏が日本語で書いたであろう脚本をフランス語に翻訳したとして、言語的には可能なんでしょうけれども、やっぱり母と娘の関係とか、文化に影響されるところも多いと思うので、フランスを舞台にしても大丈夫なのか、気になりました。
対立が中途半端に緩くて、ぼやーっとしているのは白黒はっきりつけるのが苦手な日本文化のせい? 真実とは何か、というのは黒澤の「羅生門」的なテーマでもありました。
それにしてもDeneuveは相変わらず美しいですが、かなりふくよかでした。映画での役名が彼女の本名のミドルネームのFabienneというのは是枝監督がはじめから彼女を主役に据えることを考えていたということでしょうか。
重い家族ドラマを予想していたら、あっさりコンソメ味のテレビドラマを見ているようでした。
30分の休憩を置いて、今度は「蜜蜂と遠雷」。原作が直木賞と本屋大賞のダブル受賞ということですが、全く読んでいなかったので、こちらも映画館での予告編を見ただけの予備知識ほぼゼロで行きました。
いやあ、森崎ウィンと鈴鹿央士、二人とも自分の年齢の半分以下、っていうか鈴鹿はボクの年齢の三分の一!ですが、イケメン・可愛いので、眼福でした。
松坂桃李って、物凄くむっつりスケベオーラが凄くて、ちょっと苦手なんですが、若手二人が可愛かったので、さほど気にならず、って何のためにこの映画見たのか、自分でもわかりません。
明らかにピアノ演奏には無理がありましたが、でも楽しかったです。メフィストワルツ(村の居酒屋の踊り)、あれが弾けたら人生楽しいだろうなあ、と新めて思った次第です。
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