『この世界の片隅に』が放映中である。
ちなみに私は未見。
母親が居間で観ていたので、その流れで私も目にすることに。
画面から名作のオーラが漂ってくる。絵はいい。
主人公の女の子も素朴さとかわいさがいい感じに合わさってて良い。
だが、声が成人女性そのまんま。ビジュアルが「童女」なのに、声は「女」
うわー違和感あるなあ…。さては声優使ってねーな?
などと、思っているうちに、母がチャンネルを変えた。お気に召さなかったらしいw
それはさておき。キャストをみれば案の定声優使ってなかった。
声優というのは役者の一分野であり、広義の役者のなかには声優も含まれる。
上手い人は、舞台でもドラマでも吹き替えでもキッチリこなす。高木渉さんとかな。
だから、アニメ映画の声に女優を使うのもいい。
というか、キャラに合ってさえいれば、べつにタレントでもいいさ。
たとえば、ディズニーの「トイストーリー」の日本語版。
キャストに所ジョージの名前を見たとき、正直、まゆをしかめた。
が、観てみると、違和感がなかった。
所ジョージの演技は、固いというか、ちょっと一本調子というか。決して巧いとは云えないものだったが、バズ・ライトイヤーというキャラクターには不思議とマッチした。
ああいうのを起用の妙味というのだと思う。ディズニーはこのあたりが巧い。ジブリも見習えw
閑話休題。
なので、アニメ映画に女優が声を当てても、上手けりゃそれはそれでかまわない。
でもなー、子供キャラは別だと思うんよ。
実写ドラマや映画において、成人が子供を演じることはない。
例えば7歳の少女の役に、成人女優が当てられることはない。
年齢を無視した配役が組まれるのは、舞台と声優の世界だけである。
老人には老人の、子供には子供の、それぞれある種のCODEがある。
不思議なことにアニメにおいては、老人役を老人が演じても必ずしも「老人っぼく」なるとは限らない。「子供」にしても「おっさん」にしても同様であるが、なかでも「子供」は別格であると思う。
実写しか経験の人間に、アニメの子供キャラの声、それも主役をやらせるのは無理があるだろ。
だが、Wikiによると、片渕須直監督からの「のんさん以外のすずさんは考えられない」との熱烈なオファーにより劇場アニメ初主演、とある。
こういうのホント腹が立つ。
結果が伴ってりゃいいけどさ。あれだもんなあ…。あれ以外考えられなかった監督って…
こんなんだから邦画はダメなんだよ。ほんとディズニーを見習え。
それにしても、なまじ耳が贅沢を覚えてしまって、アニヲタとして不幸だと思う。
演技の良し悪しなど気に留めなかった昔に戻りたい(苦笑)
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