連合国軍による政治/日本国憲法/極東国際軍事裁判/生き残った靖国神社/ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム/「真相はこうだ」による洗脳/教職追放/公職追放/占領軍と朝鮮人の犯罪/日本改革/華族制度の廃止
<はじめに>
大東亜戦争は日本の敗戦で終結した。
日本という国の二千年余の歴史の中でも、未曽有の大敗北であった。しかも外国の軍隊に国土を占領され、主権も外交権も奪われるという屈辱そのものだった。
戦争と敗戦が日本人に与えた悲しみと苦しみは計り知れない。
人的被害や物的損害は甚大なものだった。多くの国民の命が奪われ、明治維新以来、77年の間に、日本人が死に物狂いで築き上げてきた多くのインフラ施設のほとんどが灰燼に帰したのだ。同時に未来への希望も打ち砕かれたといっても過言ではない。
しかし本当の意味で、、日本人を打ちのめしたのは、敗戦ではなく、その後になされた占領であった。日本を占領した連合軍の政策は苛烈そのものだった。占領軍は、かつて有色人に対して行ったように、日本の伝統と国柄を破壊しようとした。幸いにしてそれらは不首尾に終わったが、日本人の精神を粉砕することには成功した。
本書の中で、これほど書くのが辛い章はない。おそらく読者も同じだと思うが、それだけにこの章は避けて通れないのである。
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