私たちの吐く息に白く、母乳にしろ、汗にしろ、人間の感情によって猛毒にもなり、生命を癒す薬にもなるということを、実験で証明した事例があります。
1960年にエルマーゲイツ博士が行なった「心の物質化の実験」といわれるものがあります。
缶の中にパイプを巻いて入れ、そのパイプに口を当てて息を吐き、缶の中に吐いた空気を入れ、その空気を圧縮冷却します。
この実験で、最終的には氷の結晶ができますが、問題は吹き込む人の心の状態によって、結晶の色が異なっていることです。
恨んだり、呪ったりしている時の氷の結晶は栗色、怒りの心の時は赤色、後悔している心はピンク色、絶望している心は灰色、元気な心はグリーン色、清々しい心はブルー色、尊敬心は黄色でした。
そして、怒りの心をもった息を、5分間注入して氷結したものを取り出し、検出すると、何と、ライオン5匹を殺すほどの猛毒となっていました。
逆に、安らぎの心をもった人の息は、60匹もの瀕死のモルモットを蘇生させることができたそうです。
次は寺師睦宗「安岡正篤『やりたい』を必ずやりとげる生き方」(三笠書房)に書いてありました。
安岡正篤先生のことを書かれた本に、次のようなことが書いています。
精神が平静な状態の人の吐いた息を集めて、マイナス212度で凍結して色を調べたところ、無色でした。
しかし、否定的な感情や思いをもったときに吐く息の色は、次のようにいろいろな色になったというのです。
•非常に悲しい状態の人の息 灰白色
•恐怖におびえている状態の人の息 青色
•恥ずかしい状態の人の息 桃色
•怒っている状態の人の息 褐色
•殺人をして興奮状態の人の息 毒々しい栗色
殺人者の息を凍結して生じた粉末を水に溶かしてモルモットに投与すると興奮して死にました。そしてその毒性は薬局の中のどんな劇薬よりも強いとのことです。
私たちが、よく怒鳴り散らしてばかりいる人の傍にいると、それだけでその毒気に当てられ、しかもストレスとの相乗効果で心身ともに病いになりやすいことの理由がわかります。
(以上)
私たちは毒薬や明らかに害があるとわかっている食品は、絶対口にするようなことはありません。
そのことと同じように、心に浮かぶ思いや感情が副作用のきつい薬になったり、健康にする薬になるということを考えると、普段の思いや言葉にもっともっと注意する必要があるのではないかと思います。
明るい前向きな人と一緒にいると、こちらまで心が明るくなります。
陰気な人とともにいると、それだけでストレスを生じ生命力をダウンさせられます。
私たちの喜びや悲しみ、感動、憎悪等々、感情は自らの自然治癒力に大きく関係するだけ
でなく、ともに生活する家族、周りの人々の健康にも多大の影響を与えていることになります。
その意味で、明るく前向きに生きることは、私たちの社会的責任ともいえるのではないでしょうか。
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