面会解禁初日、わたしは他にも聞きたいことがあった。
母の財布と家の鍵はどこにあるのだろうということ。
母の現在の病室は特等室(笑)なのでセーフティーボックスがあるのだが、
なぜか鍵を渡されていないのでその中にはなかった。
貴重品はナースステーションで預かっているというので出して貰ったら、
出てきたのは家の鍵のみ。
では、現金3万5千円+クレジットカード入りの財布はどこに行ったのだろう?
入院するのにそんなに現金だのカードだのを持って行くから、
なくなったと大騒ぎをするのだという声も聞こえそうだが、
母の場合は普通の入院とは違い、
今まで家族は院内に足を踏み入れることもできなかったため、
入院費の支払いに母名義のカードを持ってきた方が良いと言ったのは、
16日にあった2階フロアを統括する看護師だ。
そして、現金は家から母をわたしには教えられなかった一時保護の場所まで、
ストレッチャーを使って福祉タクシーで向かい、
T病院への移送も同じく福祉タクシーを使うので、
母に代金を支払わせるため現金が必要と言ったのは自治体の高齢者支援室の担当者だ。
しかし、「保護」した高齢者を緊急措置として移送するのに、
本人がタクシー代を払わなきゃいけないってなんか変だなあ。
いや、最終的には本人が払うとしても、その場は自治体が肩代わりするんじゃないのか?
ていうか、虐待されて保護される被害者のタクシー代を、
加害者に支払いのための現金を用意しろって言っても用意しないで怒り出すのでは?
まあ、わたしの場合は誤解なので母のためを思って用意したけれど……。
すると前述のケースワーカーがもしかしたら事務の金庫にあるかもと言いだした。
取り敢えず、1階の事務に降りていって尋ねると財布はあった。
中身もタクシー代分現金は減っていたが無事。
そして、タクシー代は領収書がしっかり入っていた。
良かった、良かったと思っていたところに、
事務のお姉さんはA4サイズの封筒を持ってきてこちらもお返ししますという。
中身はわたしがせっせと書いたハガキ13枚と、
18日と19日に直接母に手渡しして貰えた封書2通
郵便は届けると事務長代理が言っていたから手紙を書いたのに。
また中身を事前に検閲すると言われても面倒なので敢えてハガキで。
母がそんな物は貰ってないと言っていたけれど、事務でとめられていたのか!?
でも、届けると言っておいて何故と聞いたら、
「自治体の高齢者支援室の担当者がとめるように言ったからです」
とのお応え。
えっ、刑務所だって手紙は届くのに、なんでT病院に入院中の母には届かないんだ。
確かに、DV相手から脅迫状が届いたら困るが、
わたしは疑われないようオープンに中身が読めるハガキに書いたのに。
刑務所並みに中身を検閲しても、その後に届ければ問題ないのでは?
もの凄く奇妙な事態にわたしはストレートに高齢者支援室の担当者に聞いてみたところ、
「それはお母様が不安定な状態だったから、見せない方が良いと思ったからです」
と言われた。確かに最初の何日かは記憶も定かではなかったからNGかも知れないが、
その後、不安定な状態なのはわたしから全く連絡がなかったからでは?
そもそも、スマホの存在を思い出して電源を入れた日以降は、
直接話していると言ったのに郵便をとめても無意味では?
逆に、母にハガキが届いていないか毎日聞いていたから、
なんで届かないのだろうと不安に思っていたみたいですけれど……
と突っ込んだら、さすがにそれはそうですとは言っていたけれどね。
あと謎なのは、1回母の手に渡って中身を読んだ後の封書を没収するのは、
意味があるのかしら?
もう読んでしまったんだから、取り上げても意味がないのでは??
と疑問は多々あったが、取り敢えず家の鍵と財布が無事ならよしとするかな。
財布はカードを抜いて中身を減らして母に持たせておこう。
つきましては、セーフティーボックスの鍵を下さいと言ったら、
「お母様は今の部屋に移る前の部屋で一度鍵をなくしています。
一度鍵をなくした患者さんは自己管理能力がないので、二度と鍵は渡せません」
とケースワーカーに言われ、わたしはもう驚き過ぎて頭が混乱してしまった。
※画像は病院から貰った預かり証のコピーの一部
ちなみに財布の中身は正しくは26843円だったが百の位以下は切り捨てなのかしら?
わたしがせっせとハガキを出したため毎日記録するのは面倒になったのか、
最後の方はまとめて記載している。
ついでに言うと、自分の上司に「師長"さん"」と敬称つけるのはやめた方かが良いのでは?
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