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2019年01月27日10:40

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金持ちは、ほんとうは貧しいかもしれない



古川千勝氏「100人の村は楽園だった」(さんが出版)からです。

ある日、大変なお金持ちが、田舎の知人の家に息子を預けて、息子に、世の中の人々が実際にどれほど貧しいのかを見せようと思ったのです。
田舎での滞在を終え、息子が帰ってくると、父親は尋ねました。


「どんなに貧しいか、わかったかい?」と父親が聞きました。
「そうだね。よくわかったよ」と息子は答えました。
「おまえはどんなことがわかったんだい?」

息子はこう答えました。
「僕たちの家には籠の中の小鳥が1羽しかいないけど、あの農家には犬と牛と
 たくさんの小鳥がいたよ」

「僕たちの家には、庭にプールがあるけど、
あの人たちのところには、どこまでも続く川があるんだ」

「僕たちの庭には夜、まぶしい電灯があるけど、
あの人たちのところには夜、満天の星空があるんだね」

「僕たちは、小さな地面に住んでるけど、
あの人たちの住んでいるところは、見えないぐらい遠くまで広がっているんだね」

「僕たちには、僕たちに奉仕する召使いがいるけど、
あの人たちは、他の人たちのために奉仕しているんだね」

「僕たちは自分たちの食べ物を買うけど、
あの人たちは自分たちの食べ物を育てているんだね」

「僕たちの家の周りには、僕たちを守るための壁があるけど、
あの人たちには守ってくれる友だちがいるんだね」

息子の返事に、父親は言葉を失いました。
そして、息子はこう言いました。

「お父さん、僕たちがどんなに貧しいかを見せてくれてありがとう」

物質的な価値観にとらわれた父親が気づいたことは、まったく新しいことではありません。「ただ忘れていた」ことだったのです。

(以上)




この物語は、物質生活中心、物質的な欲望・・・・名声、財産、社会的地位、美貌、賞賛etcが大事と夢中になってしまい、
「人として一番大切なものは何か」ということ忘れているのではないか、
ということを気づかしてくれました。






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