「中型免許」創設でトラックドライバー不足深刻化→「準中型免許」創設も完全不発
文=小川裕夫/フリーランスライター
2018.04.03
(前略)
人手不足の根本的理由
しかし、物流業界の思惑通りにトラックドライバーを志望する若者が物流業界に流れ込んでくることはなかった。制度が発足してから半年間で、準中型免許を取得したのは全国でも3000人に満たない。トラックドライバー不足が深刻化している都市圏でも、東京都・大阪府がともに約200人と少ない。トラックドライバーの成り手を掘り起こそうという意図で創設された準中型免許は、明らかに空振りした格好だ。
「トラックドライバーが不人気職業になってしまったのは、1990年に貨物自動車運送事業法が改正されたことが大きな要因です。法律が改正されたことで、物流トラック業界は免許制から許可制に移行。原則、自由化されたので、多くの業者がトラック輸送事業に参入してきました。その結果、輸送費の値下げ競争が起こりました。値下げ競争が激化したことで、トラックドライバーの賃金は低下してしまったのです」(自動車雑誌編集者)
賃金低下により、働き方次第では年収1000万円も夢ではなかったドライバーの年収は大幅にダウンした。年収は減る一方で、長時間労働は以前より深刻化。トラックドライバーを志望する魅力は乏しい。
「トラックドライバーになろうと考える若者が少ないのは、なによりも収入が少ないことが理由だと思います。準中型免許でドライバーを増やそうなんていう、小手先のアイデアを考えても意味がないんです。年収1000万円以上稼げれば、多少は過酷な労働環境でも若者がそれなりに入ってきます。本来、業界団体は賃上げ要求に取り組まなければならないんですよね」(前出・トラック業界関係者)
ドライバーを増やすという目的を内包していた準中型免許の創設から1年。若手ドライバーを増やそうとしたものの不発に終わり、ドライバー不足と高齢化はむしろ深刻化する一方になっている。
(文=小川裕夫/フリーランスライター)
http://biz-journal.jp/2018/04/post_22865_2.html
人手不足を少子高齢化のせいにしてるけど、実際は政官財が間違った制度をつくったのが原因でした。
メンツがあるから修正は無理だろうね^^;
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