西郷隆盛の言葉はその薫陶を受けた庄内藩の有志たちの手によって「南洲翁遺訓」にまとめられています。
<西郷隆盛の言葉>
道を行うものは、天下こぞって謗(そし)るも足らざるとせず、天下こぞって誉むるも足れりとせざるは、自ら信ずるの厚きなり。
<大意>
正しい道義を貫いて生きていくことを決意したならば、たとえ世の中の人たちが寄ってたかって自分を非難しても決して落ち込んだりしてはいけないし、逆に褒めそやされても舞い上がったりしてはいけない。それができるようになる秘訣は、自分を深く信じることである。
<補足>
このあと西郷は「先人の高邁な知識をどんなに学んでも、実践することができなければ意味がない」と主張している。努力を放棄して楽なほうへ流されるままに生きようとする人間の甘えを「卑怯」という言葉を使って叱り、高い目標を掲げることの常用性を啓発する。
・・・・・「西郷どん 完全読本」(産経出版)より。
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