1980年代後半、所謂「UFOキャッチャー」がブームになると、
当時、一般週刊誌のライターのアルバイトをしていたわたしは、
アーケードゲーム機のメーカーを取材して、
簡単に景品をゲット出来る方法という記事を書いた。
程なくして、近所の商店街に初めてクレーンゲーム機が設置されたので、
何気なく100円玉を投入して自ら書いた記事の内容を実践してみた。
すると、1回でチェック柄のクマのぬいぐるみがGetできてしまった。
良かった、自分の書いた記事は嘘じゃなかったわ
と言う訳で、調子に乗ってあらゆるゲーセンで記事を実践していったら、
あっという間に仲間内では「クレーンゲームの名人」と呼ばれるようになった。
「名人」のターゲットはその頃未だ珍しかったアニメキャラのぬいぐるみ。
好きなアニメの景品の新シリーズが出ると、
学校や仕事の帰りにターミナル駅のゲーセンを梯子してコンプリートを目指した。
そのうちに次第に景品の内容も豪華になり、箱入りフィギュアが出回り始めた。
すると「名人」の景品Get率は急速に下がり始めた
少し前からあまり景品をとられすぎないよう、
商品を掴むアームを緩めに調整して景品をとりにくくするゲーセンが増えていたが、
景品が軽量で変形しやすいぬいぐるみなら緩いアームでもとれないことはなった。
しかし、重めのフィギュア+変形しない箱の場合、
今までのやり方ではおいそれととれなくなったからだ。
景品がとりづらくなるとレアな景品をオークションや店舗で販売する店が増えた。
場合によっては、確実に自分でとるより安く買える。
と言う訳で、わたしのクレーンゲーム熱は完全に冷めてしまった。
しかしこの夏以降、わたしのクレーンゲーム熱は再燃してきた。
理由はスクイーズにはまってしまったから。
ぬいぐるみ以上に軽量で変形しやすいスクイーズって、
アームを緩めるのがデフォの現在のゲーセンでも結構簡単にとれるんだもの。
以前はゲーム機でしかとれない非売品の景品ばかり狙っていたが、
スクイーズは普通に販売されている物を転用した景品の方が多いので、
店で買った方が安いかもとチェックしてみたら、
スクイーズって結構お高いんだよね
まさかゲーセンで300円以内でとれた食パン1枚の定価が1500円もするとは思わなかったわ。
こんなんだったらクレーンゲームで安価にコレクションした方が良いな、
と暇を見てはまたゲーセン行脚を再開。
でも、スクイーズって小さなお友だち人気の景品だから、
昔良く通っていた都心のターミナル駅付近のゲーセンにはあんまりないんだよね。
と言う訳で、ついにスクイーズを求めて、
世界一クレーンゲーム機が多いとギネスに認定されているゲーセン、
埼玉県行田市のエブリデイ行田店に行ってきた
いや〜、大量大量。6500円の投資でこんなにとれてしまったわ
行田と言えば現在人気のTVドラマ『陸王』のロケ地なので、
ロケがあったら見たいなと母も一緒に来たのだが、
残念ながらその日はロケが休みだったので、
母まで超大型景品を狙ってゲーセンで筐体にかぶりつき。
そう言えば、UFOキャッチャーブームの頃にも母連れでゲーセン行ったことあったな。
物理科卒業の母は、景品の重心をぴたっと狙うのがわたし以上に得意だったっけ。
でもさすがに超大型景品はとりづらかったらしく、
「3000円も使ったのに小さい景品ばっかりしかとれなかったわ

」
とちょっと悔しそうだったのでまた機会があったらリベンジにお誘いしようかしら?
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