mixiユーザー(id:4364989)

2017年09月05日00:30

162 view

荒川アルスラーン(のアニメ)の造形

再見完了。
はぁ〜(深々ため息) 三期が待ち遠しい……。

異論もあるようだけど荒川アルスラーン、いいと思う。
アニメだけ観て、荒川漫画を読んでない身で、知った風なことをいう資格はないのかもしれないが。

情けない顔を見せる頼りないアルスラーン、おれは好きだな。
怖れもするし、不安もあるけど、理想のため良き主君たらんと顔を上げ背筋を伸ばす。
こっちのほうが人間味があるし、ほんとうの意味で勇気だと思う。

アルスラーンのビジュアル的な原点は、天野喜孝のイラストにあるだろう。
一目見たら忘れられない、独特の雰囲気を持つ。

続く角川OVAでのキャラデザは、神村幸子。
天野喜孝の雰囲気を受け継ぎつつも、端整な容姿の、まさに光の皇子といった風情だった。

原作小説の出版社が替わったあとも、そのイラストは凛々しい青年であることに変わりない。
いずれのアルスラーンも、情けなさ、可笑し味とは無縁の造形だった。
全体として言うと、RPGにおける勇者様だ。
荒川が異端なのだ。

だが、初めて荒川アルスラーンをアニメで観たとき、「このアルスラーンはいいな」と素直に思った。
これはこれでアリだな、ではない。違和感なく胃の腑に落ちた。

ネットをみると、「往年のファンならやっぱり…」と、荒川のキャラデザにやや否定的な向きが多い。
おれなどはまさにその往年のファンなのだが、あのクソ脚本のせいで旧作には何の未練もなかったし、天野喜孝の絵は元よりあまり好きではない。
これまでのアルスラーンは作り物じみた記号的勇者様だったが、荒川によってようやく人間になった。そんな印象さえ受ける。

小説初版から約30年。角川OVAから25年。
時代背景や当時の流行もあるから、一概に同列比較はできないけど、荒川デザインは嫌いじゃない。
次に原作小説を再読したら、脳裏に浮かぶのはきっと、情けない顔した荒川アルスラーンだろう。

アルスラーン 対比
このふたつのワードで検索かけると判りやすくまとめられた画像がヒットする。
興味があれば見てみてほしい。

3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年09月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の日記