本当に珍しく、今年の夏はSanta FeにもSanta Barbaraにも行かず、このままではオペラは全くなしかと思いました。
確かに劇場で生で見ることは無さそうですが、昨夜は近くのシネコンで、カタロニアの首都バルセロナの歌劇場
Gran Teatre del LiceuのRigolettoの公演を上映するというので旦那と行って来ました。
この時期、METのLive in HJDシリーズはお休みなので、ちょうど良い感じです。
オペラが始まる前に、Liceuで起きた火事と復興についての短いビデオがあり、とても良かったです。
一番良かったのは、公演の前、Liceuで歌った大歌手の名前と写真が出るシーンがあり、その中にGruberovaの名前と、彼女がLiceuでZerbinettaを歌ったビデオがほんの一瞬ですが流れたことです。
米国では普通のオペラファンにグルベローヴァの名前はそれほど知られてはいないので、余計嬉しかったです。
肝心のオペラですが、GildaをDésirée Rancatoreが、マントヴァ公をJavier Camarena(初役?)が、RigolettoをCarlos Álvarezが歌いました。
指揮はRiccardo Frizza、演出はMonique Wagemakersでした。
Rancatoreを初めて生で見たのは今から10年前ですが、現在の彼女、高音がちょっときつそうで、音程も所々フラット気味。まだ十分若いはずなので、頑張ってもらいたいものです。
Camarenaは確かに高音は楽に出るのですが、なんかまだこなれていない感じ。場数を踏めばもっと良くなるでしょう。結果的に、Carlos Álvarezが観客に一番受けてました。
Frizzaは日本でもおなじみですが、う〜ん、個人的にはもっとイタオペ的に煽ってほしかった。
Monique Wagemakersの演出ですが、舞台装置を最小限に抑えて衣装の色などで言いたいことを伝えたかったのでしょうが、あまりにもミニマリスト過ぎてちょっと物足りなかったです。
とはいえ、火曜日の夜、映画館でオペラが見られたので良しとします。
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