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2016年12月31日23:34

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2016年最後の日 黄昏編

時刻は15時40分。まもなくコミケも閉会である。
私は西館のベランダのベンチに座っていた。
ここは眺めがいい。

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見ろ、人がゴ(ry

うーん、疲れた。
やっぱり、コミケの前日に飲み会やるもんじゃないな…。
飲み会のせいばかりでもないかもしれない、歳のせ、いやなんでもない。

ビックサイト自体が増設されて、コミケ会場が広くなったのも要因としてある。
今回、メインとして用があったエリアは、西館と、東の増設された第7ホール。
よせばいいのに、この二つが遠い!

地球規模でいうと、ウラジオストックとジブラルタルくらいの位置関係w
手近に東京駅でいうと、新幹線ホームと京葉線ホームw
まあ、そんな感じw

それと結果から云うと、あまり戦果は挙がってない。
まあ、それはそれで仕方がない。
縁がなかったんだろう。

「これにて、コミックマーケット91を終了いたします」

閉会のアナウンスが流れる。
拍手が沸き起こる。
恒例のことだ。

この瞬間の終わった感がすごいのだ。
もう年越しのカウントダウンなど、マジどうでもよくなる。
だってもう終わったのだから。

これを聞くために、この瞬間を味わうためにコミケに来ている。
…といえば語弊はあるが、そういう一面は確かにある。
まあ、問題は、ベンチなんぞに座って、これを聞いていることだろうな。

かつては、三日連続して参戦して、時間ギリギリまで無名のサークルを見て回った。
一期一会。まだ見ぬ、広大な会場のどこかにあるかも知れない何かを求めて。
だというのに、時間前にベンチなんぞに座っているとは、やれやれ、あるまじき行為だなw

よっこいせ、っと。
少し、散歩でもしますかね。どうせ、いま駅に行っても大混雑だし。

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今年最後の夕日に照らされる我らが聖地。


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兵どもが夢の跡。


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羽田から飛び立った飛行機が上昇していった。
どこへ向かうのかだろうか。もしかして海外だろうか。
おまいらも、よい旅を。


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だいぶ人も掃けて、やや閑散とした広場の隅。
ビックサイトを見上げながら、取り出したプレイヤーで音楽を聴いた。

「サクラノ詩」

2016年、いろんな作品に触れたが、もっとも印象に残ったのがコレ。当時、日記にも書いた。
今年1月のことだが、以後、これを越えるものに出会えなかったことを嘆くべきか。
はたまた、これほどの作品に出会ったことに感謝すべきか。


暮れなずむ、ばかでかいビックサイトの逆三角形を見上げながら、この曲を聴き
コミケの余韻と、過ぎる2016年と、その最後の夕日を味わった。

気が済むまで。




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また会いに来るぜ。

来年も、佳い出逢いがありますように。
私にも、これを読むあなたにも。

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