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2016年11月29日21:40

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アキバ的徒然 チラシ配り今昔 21世紀編

前回、秋葉原にチラシ配りはあまり存在していなかった、と書いたが言葉通り過去形である。
20世紀の秋葉原と、21世紀の秋葉原、大きな違いのひとつはメイドさんの台頭だろう。
チラシやティッシュを配るメイドさんの姿は、アニメの作中でもお馴染みである。

ただ、今世紀の秋葉原といっても、00年代と10年代とではかなり雰囲気が異なるように思う。
まずは00年代の話からしようか。

秋葉原の駅舎が新しくなる前、週末の駅前広場には、チラシ配りのメイドさんがたくさんいた。
それだけではない、実演販売があり、自作CDの手売り、路上パフォーマー、チラシを配らないメイド(要するにただのコスプレイヤー)、アニメヒロインのコスを着た男(男の娘なんて上等なものではないwスカートから生える野太い足が見る者を萎えさせるww)

デキの悪いテーマパークというか、なんというか…、他に類を見ないカオスが広がっていた。
眉をひそめる向きもいたが、おれはけっこう嫌いじゃなかった(笑)
当時の雰囲気を伝える画像を検索からいくつか失敬してきた。(無断w)

フォト  フォト

チラシを配るメイドさんの近くで、メイドなのかゴスロリなのかよくわからない格好の子がたむろし、仕事をサボっているメイドなのか、私服の一般人なのか、もはや判別がつかないw

当時の秋葉原には、良くも悪くもバカげた空気が漂っていた。
そのせいもあってか、仕事としてチラシを配るメイドさんも、どこからしらユルい雰囲気を纏っていたように思う。
地方からの修学旅行生が、メイドさんと記念撮影をしている風景も時折見受けられた。


そして時は流れ、いま現在。

まず、駅前からメイドさんが姿を消した。
電気街側の駅周辺道路は、全面的にチラシ配り(道路使用)が禁止されたからである。
歩行者天国においては、メインストリートとその枝葉の横丁も禁止区域になる。

もちろん、CDの手売りも禁止。実演販売はアキハバラデパートと共にとうに姿を消している。
パフォーマンスも道路使用に含まれるため当然禁止だ。
もちろんコスプレイヤーがたむろせる空気ではなくなっている。

で、チラシ配りは消えたのかといえば、そうではない。
禁止区域を避けて、中央通りから一本入った、パソコンショップとメイド喫茶が混在するエリア。
奇しくも、かつてマハーポーシャのチラシ配り三人衆が声を張り上げていた場所である。

そのエリアにチラシ配りはいる。
メイド服風味のコスや、制服っぽい服装のねぇちゃんが、道の端ではなく微妙に中央に進出した位置で通行人を待ち構えている。

00年代と何より違うのは、纏っている雰囲気だ。
その立ち姿から滲むのは、新宿の客引きと同種のオーラである。
あれは…、”アキバのメイドさん”なんて暢気なものでは断じてない。擬態した別の何かだ。

グーグルのストリートビューに、その様子を伝えるものがあった。
短縮URLにしてあるが、どちらもストリートビューなので安心して踏むがいいw

https://goo.gl/KuClfT
等間隔に展開しているのは暗黙のルールなのか。
背後のショップからそこが秋葉原であることが判るが…。

https://goo.gl/bt6g53
漂うオーラが完全に新宿化している。
夜であることを差し引いても、修学旅行生が共に記念撮影するような雰囲気ではない。
奥に見える電気の消えたビルがラジオデパート。

いま現在、夕暮れ以降の秋葉原はご覧の有様である。
私にとって秋葉原はマイソウルタウンと呼ぶべき場所で、その中でもこのエリアは重要な基点なのだ。
まさにホームであるはずなのに、アウェイが如き居心地の悪さである。

00年代と10年代の間に何があったかといえば、まあいろいろあったのだけれど。
そこを通るたび思うのですよ。
これならマハーポーシャのチラシ配り三人衆のほうが良かったなぁ…、と。



アキバ的徒然。
今回は、チラシ配りという存在を軸にして、秋葉原の今昔を語ってみた。
今後も不定期に、秋葉原に限らず、ヲタク的あれこれについて気ままに書いていきたい。
お付き合い頂ければ幸いであるw
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