夜道のドライブ。赤信号で停止。
その隙に、ダッシュボードを手探り。
手近にあったCDを、プレイヤーに放り込む。
信号が青に変わる。
走り出すクルマ。
流れ出す音楽。
聞き覚えがある。
でも、何の曲だったか思い出せない。
この感じ…。
ああ、知ってる…、この、音の、フレーズの、感触……。
あの時代。"J-POP"なんつー洋楽コンプレックスが裏返った言葉が生まれる以前、1980年代。
松田聖子、小泉今日子、石毛礼子。
確かにあの時代のかほりがするが、その誰でもない。
なにぃ?石毛礼子を知らないだとぉ?35,年前から出直して来い小僧(笑)
エアコンを使わず、窓を開け、車内に流れ込む夏の空気と、懐かしいおほりのする音楽。
耳と肌を愉しませながら、暗き田舎道を往く。
やがて、明るい国道に出て、信号で停まった。
街の明かりを頼りに、CDのジャケットを確認した。
「な、なんだってー」
そこにあったのは、80年代でもなんでもなかった。
「まじかよ…(笑)」
これを読む、同志おっさんの諸君、ヘッドホンで、目を瞑って聴いてみてくれw
おっさんをテクニカルに引っ掛ける巧妙なトラップに驚愕するはずだw
この良さは、小僧どもにはわかるまいてw
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