今更の感もありますが久々の「鉄分補給」ネタです。業務多忙でなかなか時間が取れず写真の整理が出来ず今頃になりましたが、去る2月7日の話です。
http://www.ne.jp/asahi/katatetsu/hozonkai/
かつて岡山県には片上鉄道という民営鉄道がありました。生憎1991(平成3)年にその役目を終えたとして廃線になってしまいましたが、有志の手で今保存鉄道として活用されています。
(詳細は上記同鉄道保存会公式サイトへどうぞ)
毎月第1日曜日には実際に車輛を動かし体験乗車が出来る由。ただ中々仕事の関係で運転日と公休日が重ならず顔を出せないままでしたが、今回偶然にも重なりました。
早速日の出とともに出発…と言いたいところでしたが、この日から放映が始まった朝日放送系の朝のアニメ番組を普段見られないからと視聴(おい!)ヒロイン役の「ほっちゃん」の演技を堪能後、例によって老母をたきつけいざ出陣!国道2号線から山陽自動車道に入り一路東進。
(何故公共交通を使わない?会場が鉄道アクセスが極めて不便なことと、足腰が弱り階段の昇り降りも苦労する要介護後期高齢者を同行させる以上クルマ使用は止むを得ないのです)
老母の体調を考慮し途中休憩しながら進んで現地に着いたのは午後。柵原の町に入ってしばらく行くとややや?河川敷から猛烈な煙が!
詳しい事情は分かりかねますがどうもこの日、河川敷の雑草処分の為火を放ち一気に燃やしてsしまう算段だったようで、たくさんの消防車と消防士・消防団員の姿がありました。河川敷ですからいざとなれば川の水で消せましょうがそれでも火の粉が飛んで周囲の建物にでも飛び火したら一大事です。備えあれば何とやら。しかしそれにしても…煙たかった(^^;)
まるで現役と見紛う吉ケ浦駅駅舎です。其れもそのはず、この駅から短距離乍ら実際に列車に乗れるのですから。実際駅舎内で出札・改札も行われます。
良き時代の風情を今に伝える保存車輛。鉄道省制式のキハ41000・42000辺りに範をとったものでしょうか?或はその払下げの生き残り?
この日動いていたキハ312。その運転も、Maintenanceも、出改札業務も、保線も!全てボランティア諸氏のご尽力というから凄い!の一言。
片上鉄道のブルートレイン(笑)。色合いや塗り分けは本家に範をとったようですが内容は客車であるところ以外共通点は殆どありません(^^;)。仔細に見るとどうやらTR-11系台車を履いているようですね。ぶっとい釣合梁は軌道への追随性確保には功を奏したでしょうがバネ下重量が嵩む分乗り心地には逆効果ですね。もっともこの鉄道ではさしてスピードも出していなかったでしょうから然程問題にはならなかったのでしょう。風薫る季節にこのオープンデッキにぶら下がって揺られると気持ちが良かったことでしょう(しかし手が滑ったら一大事!決してお薦めは出来ません)(笑)。
側線に佇むワム80000と社型?トラ車。かつては地方閑散線区の小駅でも貨物取扱いがありこうやって貨車が停まっていたものです。そして、貨車も客車も一緒につないだ混合列車がやって来て、客車をホームに残して機関車だけせわしなく動いて貨車を拾ったり或は置いてったり…その間乗客達は車内でじ〜っと「忍」の一文字(え?)。やがて大きな音と共に車体が揺すられて連結完了列車組成修了。ブレーキテストが終わると出発信号機が進行現示、タブレットのタマを受け取り転轍機も切り替わり発車…流石に直接それは体験していませんが私が幼い頃にはまだまだそういう光景が現役でした。ふっと40年以上前に思いを馳せます。
折角だからとこの後体験乗車しました。と言っても1キロに満たない区間を折り返すだけですが、それをボランティアでやり遂げた同鉄道保存会の皆様には本当に頭が下がります。
帰路は吉井川に沿い、同鉄道の廃線跡にも沿った道を辿ります。かつて駅があったと思しき場所には桜並木も有りました。きっと春先には良い花見場所になっていた事でしょう。川沿いの景色の良い区間も少なくなかっただけに、鉱石輸送の産業鉄道としての使命は失われても、観光鉄道として生き残れなかったのか?と思うと無念でもありますが、沿線の少子高齢化とモータリゼーションの前には抗う術は無かったのでしょう。
今回は時間の関係で隣接する博物館に寄れなかったのは残念ですがまた機会があれば是非再訪したいものです。
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