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2016年02月16日09:31

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カルトde ブルーレイ!:第16回『わらの犬』


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アメリカ人数学者デビッド・サムナーは、若妻エイミーの故郷であるイギリスの片田舎に越してきた。のどかで静かなこの場所なら研究もはかどるだろうと見込んだのだ。しかしそこは、他所者には冷たい村だった。エイミーの元彼であるチャーリーは親切そうだが、その叔父ののんだくれ老人トムを筆頭に、スカットやクリスなど、野卑な連中ばかり。彼らは美しいエイミーを、露骨に卑猥な目で見つめるのだった。彼らは飼い猫を殺すなどしてデビッドを挑発するが、トラブルを避けたいデビッドは、あえて彼らを攻撃せず、穏便に距離を置こうとはかる。そんな夫の性格を「男らしくない」となじるエイミーだった。ある日、チャーリーがデビッドを鳥猟に誘うと、デビッドは仲直りのチャンスだと考えホイホイついて行くのだが、結局山の中に置き去りにされてしまう。その間、チャーリーと従兄弟のノーマンはサムナー家に押し入り、エイミーをレイプしてしまう。

帰宅したデビッドは、もはや村人たちが自分たちを受け入れるつもりがないことを悟る。翌日に招待された教会の夕食会も、早々に辞去してクルマで家に帰るデビッドとエイミー。その途中、一人の大柄な男を跳ねてしまった。それは村の厄介者ヘンリー。少女にいたずらしたことのある知恵遅れの青年だった。デビッドは気絶したヘンリーを家で介抱し、医者と警察を呼ぼうとするが、なかなか連絡がつかない。と、そこにトムやチャーリーらが猟銃を抱えて押し寄せてきた。実は数時間前、ヘンリーはトムの娘ジャニスを納屋に連れこんでおり、怒ったトムたちはヘンリーをリンチしようと探し回っていたのだ。警察が来るまでヘンリーを預かると主張するデビッドと、今すぐ引き渡せと迫るトムたちの間で激しい口論が続く中、村一番の良識人スコット少佐が現れる。彼はデビッドの言い分がもっともだと考え、トムたちに帰宅するよう促すが、頭に血が上っていたトムは、何と少佐を射殺してしまう。そして、家のドアを開けないと、デビッドもエイミーもぶっ殺すぞと脅しをかけてくるのだった。恐怖に震えたエイミーは、早くヘンリーを引き渡してと夫に迫るが、冷静さを失わないデビッドは、ヘンリーを渡す渡さないに関わらず、彼らが自分たちを殺すつもりであることを理解していた。少佐の死を目撃し、心の奥にある〈凶暴性〉を目覚めさせてしまったデビッドは、銃を持った五人の男たちと戦う肚を決めたのだった……

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ペキンパーの初期作にして大傑作「わらの犬」。むかしLDで所有してましたが、リマスター版でついにBDで発売、購入してしまいました。
まあ、百聞は一見にしかず。とにかく後半の血みどろな戦いシーンは言葉を失う凄さです。鍋の熱湯を侵入者にぶっかける場面は「男たちの挽歌」でも引用されていましたが、観てるこっちが痛くなる暴力描写の数々は、やはりペキンパーオリジナル。人間の本能・本質をここまで抉り出した作品もないでしょう。インテリで弱そうなルックスのホフマンはまさにハマり役。お色気を振りまくスーザン・ジョージも、自業自得っぷりが半端ないエロさでした。こんな女と結婚したら大変ですよ、未婚のマイミク諸氏(笑)


(ブルーレイのみ所有ソフト:60枚目)
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