今日は新宿ピカデリーでMET HD LiveのIl Trovatoreを見に行きました。
昨年度は、なんと三枚綴りの前売り券をなくしてしまうと言う、トラウマになるような事件があったこともあり、あんまり行けなかったのですが、今年度は真面目に通いたいと思います。
で、肝心の演奏ですが、なかなか良かったです。
脳腫瘍の治療のため、一連の公演をキャンセルしていたHvorostovskyがConte di Lunaで出演するというのが売りだったようで、観客の声援も人一倍大きかったです。
ネト子はベルカント物からspintoのVerdiのソプラノの役にレパートリーをうつしつつありますが、意外と、これ、成功しているかも、と思わせるような歌でした。昔よりもトリルがだいぶ上手くなったのは、相当練習したからなんでしょうかね。予想を大きく超えて、楽しめました。
ZajickのAzucenaはもう定番の安定感で、安心して聞くことが出来ます。
で、オペラの題名役である主役は韓国人テノールのYonghoon Leeでした。東アジアのテノールがMETの、しかも、世界中で上演される公演の主役を務めた、というのは一つの事件でしょう。おめでとう!
昔は市原太郎がMETのUn ballo in maschera(仮面舞踏会)で、主役を歌ったことがありますが、テレビ放送されてはいないと思うので、Yonghoon LeeをGelbがいかに高く評価しているかの現れでしょうか。
Yonghoon Leeが主役を歌っているのを見て、あ〜、中島君が順調にいってれば、もしかしたら、今シーズンの「真珠取り」の上演でDamrauと共演して他かもしれないのに、なんであのポテンシャルを行かせなかったのかなあ、とついつい関係のないことを考えてしまいました。
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