里帰り初日は時差ボケのためか眠れませんでした。
朝、眠い目をこすりながら、MET HD LiveのRossiniのオペラLa Donna del Lago(「湖上の美人」)を観に行きました。
カリフォルニアだと時差の関係で午前10時に始ります。Burbankにあるシネコンに早めに行ったのですが、box officeは9時に開く筈なのに一向に開きません。15分頃にようやく開きました。こういう所は日本とは違って、ルーズと言うかおおらかと言うか…
天気は快晴で、ものすごく暑く、まるで夏です。最高気温はなんと33℃です。
考えて見れば、「湖上の美人」、Maurizio Polliniが指揮した録音を貼るか昔に買って、その後June Andersonが主演のスカラ座のライブ録音を買っただけで、実際に劇場で観た事もなければ、映像でもテレビ、ビデオ、DVD, Blu-rayのいずれでも観た事がないので、今回が初めてです。
METのキャストですが、Joyde DiDonato, Juan Diego Flórez, Daniela Barcelona, John Osbornという、少なくても二つの録音よりは優れているか、同等の歌手をそろえていて、非常に聞き応えがあります。
HD Liveのホストはビアンのソプラノ歌手Patricia Racetteですが、このオペラではヒロインのメゾをめぐって二人のテノールと一人のメゾが争うんですが、メゾがメゾを勝ち取ります、と嬉しそうに言っていました。
DiDonatoはbel cantoでもMaria Studardaなど、従来はソプラノが歌う役を歌っていますが、アリアの最後、上に持って行く事は出来ませんが、それ以外は、テクニックも感情表現も自由自在で、ちょっと顔つきがコメディーむきなのも何のその、素晴らしかったです。
Juan Diego Flórezも、ロッシーニ喜劇だけでなく、ロッシーニの劇的なオペラでも聞かせてくれました。映画館で聞いたため、声量もものすごくあり(爆)、映画館でも拍手喝采を浴びていました。(新宿ピカデリーよりも拍手や喝采が大きいのがアメリカの映画館の特徴かも。)
Daniela Barcellonaは大柄で、男役にはピッタリ。でも、幕間のインタビューなのでは、表情がとっても可愛くて、そのギャップも萌えかも。イタリア人歌手としては英語も堪能で、インタビューにもちゃんと受け答え出来ていました。
他の歌手も皆よく、最近のMET HD Liveでは断トツに良かったです。
イタリア人指揮者が若くて子供みたいに見えるんですが、彼も良かった。
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夜は8時から、現代音楽中心の
Jacaranda MusicシリーズのコンサートがSanta Monicaの海岸にすぐ近くにあるThe First Presbyterian Churchという教会ないでありました。暑さのため、100万人の人がビーチに行った事と、翌日がL.A. Marathonということもあり、高速道路が物凄く混んでいて、普通の倍以上の時間がかかりました。

(翌日のL.A.Marathonのため閉鎖されている道路)
コンサートは以下の内容です。
March 14, 2015 - 8 PM
A CHARGED EMBRACE
First Presbyterian Church of Santa Monica
Darker sounding bowed strings and bright sparkling plucked strings! Since the pre-baroque, cellists and double bass players have embraced their instruments evolving together. Rediscovered, the harpsichord now gives us a tingling charge of alternating current.
William Kraft Quillery
Bruce Broughton Cello Concerto World Premiere
Veronika Krausas Sillages
J.S. Bach Brandenburg Concerto No. V
Gloria Cheng, harpsichord
Andrew Shulman, cello
Nico Abondolo, double bass
Agave Baroque
Jacaranda Chamber Ensemble, conductor tbd
最初のQuilleryというのはハープシコードによる現代曲ですが、最後の方でいきなりScarlattiのソナタK380の引用があったり面白い曲でした。
一番面白かったのは、次のConcerto for Cello & 10 Instrumentsで、なかなかスリリングでした。
休憩後は4台の大きなdouble bassによるダブルバスによる小品です。最後はお馴染のバッハのブランデンブルク協奏曲第5番。
やっぱり生のコンサートは良いですね。
生のコンサートの後はやっぱり生牡蠣と言う事で、教会から歩いてすぐ近くにあるWater Grillで遅めの夕食。
メインにはmahi mahiを食べて、お腹いっぱいで一日を終える事が出来ました。(ちょっとウエイターとトラブルがあってマネージャーが謝りに来るおまけ付でしたが。)
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