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2015年01月24日22:00

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大学の道は明徳を明らかにするにあり


大学の道は明徳を明らかにするにあり

拓殖大学・和田武司教授の「大学」の解説です。

大学は孔子の遺し伝えた書物であり、初学の者が徳を身につけるための入門書である。

大学は「経」一章と「伝」十章から成り立っている。「経」は総論にあたり、「伝」は続く解説文に相当する。「経」は孔子の教え、「伝」は曹子の門人が記録したものと、朱子はみなしている。なお、大学とは「大人(たいじん)の学」なりと朱子は規定している。

大学の道は明徳を明らかにするにあり

学問の基本は、人が生れつき具えている徳性をいっそう発揮することにある。
そのうえで、これを人々に及ぼし、汚れを取り去って自分を新生させるようにする。
また、いつも自分を高めて、至善の境地にとどめておくことである。

「大学の道は明徳を明らかにするにあり」。巻頭の言葉であるが、これに続いて、「民を新たにするにあり、至善に止まるにあり」と、学問の三つの中心目標をあげている。いわゆる「三綱領」として知られている。「至善」とは、ものごとの理の極致をいう。「止まる」とは、その極致を探しあてたら、もう他所には行かないというほどの意味。

このような理の極致は、なにごとにもあてはまる。たとえば、君としては仁に止まる、臣としては敬に止まる、子としては孝、父としては慈、交友においては信に止まる、というように。(後出参照)



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