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2014年11月28日09:21

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中江藤樹 3.胎教は母徳の教化  ほか

中江藤樹 3.胎教は母徳の教化

子孫にをしゆるには、幼少のときを根本とす。むかしは胎教とて、胎内にあるあひだにも、母徳の教化あり。いま時の人は至理(しり)をしらざるゆへに、おさなきうちには、をしへはなきものなりと思えり。

以下、ネットより。
http://www.ningen-ryoku.com/nakaetoju.html

胎教についての重要性については、よくいわれていることである。子供(赤ちゃん)が、母親の胎内にいるときは、その母親の心掛けや行いが大きな影響を及ぼすということである。子供は胎内にいるときから、様々なことを知覚しているのである。

考えてみれば、生命というものは神秘的なものである。男と女が相交わって、陰陽の気が集まって、新しい生命が形成されるというのは、将に天地自然の道理である。

天地自然の道理を得て、発生した生命に、それに連なる、人としての道理、物事の道理を言葉や行いで教え、導いていくということは、当然のことで、人格を形成していく過程では必要不可欠なものであると考える。

そういうことからも幼少の頃からの教育(幼児教育)は重要である。


中江藤樹 4.胎教の心がけ

胎教の心もちは、慈悲正直を本とし、かりそめにも邪(よこしま)なる念を発(おこ)すべからず。

胎内に子供を宿している母親は慈悲深さと正直な心を以て、何事にも対応していくことが大切であるといっている。

そして、ここにも書いてあるように、中江藤樹は、その工夫として、生活のすべてにおいて、よく正しく慎み、目にはむさくるしいものを見ずに、耳にはつまらない声を聴かずに、古典や偉人の物語を読むのがいいと述べている。
つまり、情操を育てることがお腹の中の生命をよく育てることに繋がるということである。

もちろん、生まれてからもそういう行いを続けるということも大切である。それは、幼少の頃は、心と身体が分離していないので、どんなことでも、すっと何の障害もなく、善いことも悪いことも受け入れることができるので、悪いことを受け入れないようにして、いいことだけを受け入れさせることが肝要であるからである。

岡田武彦先生はその著書「ヒトは躾で人となる」(登龍館 発行)の中で、

「躾というものは子供に話をしても分からないから、少し大きくなってからでもよいと思っている人はいないでしょうか。
それはとんでもない間違いです。躾をきちんと身につけられないのは、その子にとっても親にとっても大変不幸なことです。
では、躾はどういう意味で、どうしたら身につくのでしょうか。その原理と本質を根本から見つめ直します。まず、親が見本を示す。全てがそこから始まります」

と述べておられる。親の行いが子供を善くも悪くも育てるということを真摯に受け止めることが重要である。



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